読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

チャートのチャート研究ラボ

音楽チャート・ポップス等の動向・文化について。変なところに熱意を傾けるオタク。

グラミーとチャート 当時を振り返る Hot 100 (2013~2016)

グラミーのパフォーマンスももうそろそろですね。(執筆時2/15夜)

グラミーはご存知の通り、世界で最も有名な音楽の祭典の一つですが、やはりそれだけ大きなイベントですと、アメリカのチャートのHot 100における影響も大きいです。

というわけで、グラミーの影響を最も大きく受ける週(=集計にグラミー当日が入る週)の過去三年間のHot 100の動向を振り返ってみましょう。

※2016年に最初書いた記事。2016年の動向も後付しました。

 

2016 (グラミー開催日 2/15 Hot 100では3/5)

f:id:djk2:20170213223108j:plain

f:id:djk2:20170213223119j:plain

#68 Tori Kelly - Hollow / #38 James Bay - Let It Go

新人賞にノミネートされていた二人がパフォーマンス。順位を上げました。

 

f:id:djk2:20170213225014j:plain

#32 The Weeknd - Can't Feel My Face

アルバムがアーバンコンテンポラリーの賞を受賞したThe Weeknd。このCan't Feel My Faceのパフォーマンスもグラミーのステージでやったようです。

 

f:id:djk2:20170213225330j:plain

#22 Mark Ronson ft. Bruno Mars - Uptown Funk

53週以上チャートに滞在した曲に適用される、25位以上相当のヒットにならないとチャートに復帰できないという厳しいルールを乗り越えて22位でチャートに返り咲いたUptown Funk。さすがRecor of the Year。

 

この週の他の音楽動向

f:id:djk2:20170213225438j:plain

Workが一位に上昇。かつてのような派手な曲調ではないですが、Rihannaはやっぱりすごいですね、と思ったWorkの上昇。

 

2015 (グラミー開催日 2/8 Hot 100では2/28)

f:id:djk2:20160215234736j:plain

Miranda Lambert - Little Red Wagon (パフォーマンス+アルバムがベストカントリーアルバム)

チャートの動き:新登場(76位)

 

f:id:djk2:20160215234912j:plain

Kanye West ft. Paul McCartney - Only One  (パフォーマンス+ステージに上がる)

パフォーマンスだけでなく、BeckがAlbum Of The Yearに選ばれた時にステージに上がるなど、良くも悪くも存在感を示しました。

チャートの動き:69→45位

おや?またKanyeさんは何かがしたいようです。

 

f:id:djk2:20160215235818j:plain

Sia - Chandelier  (パフォーマンス+Song Of The Yearなど複数ノミネート)

独特の髪型も話題になりましたね。

チャート動向:32→20位

 

f:id:djk2:20160216001006j:plain

Sam Smith - Stay With Me  (パフォーマンス+Song Of The Year、Record Of The Year、New Artistなど)

昨年のグラミーの主役は彼でしたね。とはいえ、前々から注目度が上がっていたせいか、伸び幅はそこまででもないです。

チャート動向:14→11位

 

この週の他の音楽動向

この週はDrakeのリリースしたIf You're Reading This, It's Too Lateの曲が多くチャートインした週。(五曲)※来週さらに増える

f:id:djk2:20160216001437j:plain

また当時は映画Fifty Shades Of Greyのサントラ曲が非常に勢いがありました。

 

f:id:djk2:20160216001523j:plain

f:id:djk2:20160216001531j:plain

 

2014 (グラミー1/26、Hot 100では2/15)

f:id:djk2:20160216001759j:plain

John Legend - All Of Me (パフォーマンス)

のちに一位を取ることになるシングル。ここから一位をとるまであと13週かかります。

チャート動向:27→17位

 

f:id:djk2:20160216002031j:plain

Imagine Dragons - Radioactive (パフォーマンス+新バージョンリリース+ベストロックパフォーマンスなど)

グラミーではケンドリック・ラマーとパフォーマンスを行い注目を集め、またそれと同時に彼を迎えたバージョンのリミックスをリリースし、ダウンロードを多く集め、順位を大きく上げたこの曲。ちなみに現在のルール(リカレント)を適用させると上昇ではなく、再登場のような形になります。(53週以降の下降中の曲は26位以下に落ちるとチャートから姿を消すため)

チャート動向:33→13位

 

f:id:djk2:20160216002450j:plain

Beyoncé ft. Jay-Z - Drunk In Love (パフォーマンス)

パフォーマンスの恩恵を受け順位が大きく上昇。結局この週の2位が最高位となりました。その後は順位を落としていって、年間順位も35位とピーク2位の割には低めの順位になりました。(ちなみに年間順位で一個下の36位のNicki MinajのAnacondaもピーク2位でした)

チャート動向:13→2位

 

この週の他の音楽動向

f:id:djk2:20160216003021j:plain

この週で大きく動いたのは、露出多めの刺激的なPVで注目を集めたShakiraRihannaCan't Remember To Forget You。61位から15位に急上昇しました。ちなみにこのPV、リリース後24時間の再生数が音楽PVの中で歴代6位(2016年2/15現在)

 

2013 (グラミー2/10 Hot 100では3/2)

f:id:djk2:20160216003434j:plain

fun. - Carry On (パフォーマンス+Best New Artist など)

アルバムからの3曲目のシングルのパフォーマンスを行い、これが功を奏し順位が上昇。結局この20位が最高位となりました。

チャート動向:43→20位

 

f:id:djk2:20160216003728j:plain

Rihanna ft. Mikky Ekko - Stay (パフォーマンス)

3位と大きく順位を上げました。その後、順位を少し落としますが再び3位まで上昇します。ちなみに客演のMikky Ekkoは今のところHot 100へのエントリーはこの曲のみです。

チャート動向57→3位

 

この週の他の音楽動向

f:id:djk2:20160216004356j:plain

なんといってもこの週は、Harlem Shakeが1位でいきなり登場したのが最大のトピック。ストリーミングで大きくポイントを稼ぎました。しかもこの週だけでかなりのポイントを稼いでおり、この週だけで年間チャートの60~70位相当のポイントを稼いだという試算も一部では出ていました。

 

ではみなさん、グラミーを楽しみましょう!