今回はグラミー回でしたね。しかし、例年よりもチャートへの影響は小さめだったかな、と感じました。2013~2015のグラミー回のまとめはこちら↓
Kid Inkが昨年末に突如リリースしたアルバムからの1曲、Fetty Wapを迎えたPromiseが92位で登場。Kid Inkはヒット曲も多い印象がありますが、意外とまだトップ10に入ったことが無いです。
元はHey Mondayというバンドのボーカルで、活動休止後にカントリー歌手に転身したCassadee PopeがChris Youngと組んだThink Of Youが86位で登場。ソロでは6曲Hot 100にエントリーしています
バンド時代はHot 100に入ったことは無かったです。
トラックメイカーのLuke NastyによるMight Beが85位で登場。なかなかクールなラップ曲で、曲で幾度と無くでてくる「ハァーアー」というサウンドがくせになるかもしれません。
Zara LarssonとMNEKのNever Forget Youが83位で登場。両者とも初のHot 100。Zara LarssonはLush LifeもHot 100の少し下まで来ているようで、そちらのエントリーもあるかも。
※イギリスでは2015の年間47位に食い込むなど、すでにヒットしています。
SiaのThis Is Actingからの2曲目のシングル、Cheap Thrillsが81位で登場。シングル用にSean Paulを新たに迎えました。Aliveは56位までしか行きませんでしたが、それよりは上に行けるでしょうか
グラミーでのパフォーマンス効果で、Tori KellyのHollowが93位→68位に、Carrie UnderwoodのHeartbeatが55位→42位に上昇。
Gwen Stefaniの新アルバムに収録予定のMake Me Like Youが54位で登場。Baby Don't LieとSprak The Fireはこのアルバムには入らない模様。
このGwen Stefaniの新アルバムには、SorryやGood For Youのソングライトにも参加したJustin TranterやJulia Michaelsが多くの曲でソングライトを担当しています。
※今後多くのポップ曲で名前を見かけるであろう二人、特にJulia Michaelsはボーカルを担当することもあるので、名前を覚えておいて損は無いと思います!
デビューアルバムで成功をおさめたKevin Gatesが、シングルでもトップ40に突入。2 Phonesが40位。
グラミーの恩恵を最も受けたのはJames Bay。Let It Goが38位まで登場。グラミー新人賞の候補の中で、3人目のトップ40経験者に(Meghan Trainor、Sam Huntに次ぐ)
2部門を勝ち取ったThe WeekndのCan't Feel My Faceが32位に上昇。おそらく2016も年間チャートに入るでしょうが、どこまで粘って順位を上げられるかが見ものです。
53週以上チャートに滞在した曲に適用される、25位以上相当のヒットにならないとチャートに復帰できないという厳しいルールを乗り越えて22位でチャートに返り咲いたUptown Funk。さすがRecor of the Year。
Joe Jonas率いるDNCEのCake By The Oceanが10位に上昇。Joe Jonasは去年のNick Jonasの成功にうまく続くことができた形に。Nickソロの最高位はJealousの7位。越えられるか。
RihannaのWorkが1位に。これで33週かつ9曲連続で非アメリカ人が1位に。RihannaはDrakeと組んで1位になるのがこれで2曲目ですが(What's My Nameに次ぐ)、Eminemとも2曲1位(Love The Way You Lie、The Monster)をとった経験があります。
Watch Meがチャートから姿を消しました。PVのリリースでヒット期間が伸びて、51週というかなり長い期間チャートに滞在し、ロングヒットとなりました。
Super Bowlのハーフタイムショーの効果が無くなり、チャートから姿を消したColdplayのHymn For The Weekend。しかしラジオでポイントを伸ばしてしばらくしたら再登場するかもしれません。
※母国イギリスではトップ10入りと好調。