新アルバムをリリースしたYG。DrakeとKamaiyahを迎えたWhy You Always Hatin?が92位で登場。今週のアルバムチャートでは彼のアルバムは6位で登場。Kamaiyahにとっては初のHot 100。
49人の死者を出したオーランドでの銃撃事件への追悼の意を込めた、What The World Needs Is Loveが86位で登場。52年前にリリースされたものを、ブロードウェイミュージカルのスターがカバーしたもの。
Work From Homeでさらなる躍進を果たしたFifth Harmonyの次なるシングル。All In My Headが78位で登場。客演はFetty Wapという強力な布陣。続けてヒットなるか。
今週アルバム「売り上げ」1位(アルバムチャート1位はDrake)のRed Hot Chili PeppersのDark Necessitiesが67位で登場。ラジオで好調で、ロック系のラジオ局での累計ポイントは7週連続1位です。
※数週間前からラジオでは好調でしたね。
※なぜアルバム売り上げとアルバムチャート1位が違うかというと、アルバムチャートはストリーミングも含んだ数値を出しているからです。その影響でDrakeが8週も1位に居座っています。
アルバムの値下げという策に出たMeghan TrainorのNOが48位に再浮上、も来週以降はまた落ちていきそう。Me Tooが今週18位なので、そっちがどこまで行けるか。
アルバムからのシングル3連続トップ10入りと今年好調なSelena Gomez。新シングルKill Em With Kindnessも、順調にトップ40入り。(トップ40はヒットの目安の一つとされています)
トップ10を長い期間伺うも、今週28位と気を逸した感のある、Zara LarssonとMNEKのNever Forget You。2014年のTove LoのHabits以来のスウェーデン人トップ10は無理そうですね。
※2013年はSwedish House Mafia(の客演のJohn Martin)、Icona Pop、Aviciiなどの多くのスウェーデン人がトップ10入りしていました。
映画のサントラに収録予定のTwenty One Pilotsの新曲が14位で新登場。ダウンロード数今週2位と、勢いを感じさせる数字を記録。
Stressed Outに続いてRideもトップ10入りを果たしました。Fun.以来のロック系バンドの1年に複数トップ10入りを記録。レーベルは同じFueled by Ramen同士。
↓こんな感じで絶好調です
※Maroon 5も同じ年に複数トップ10入りしていますが、Billboard的にMaroon 5は「ロック」じゃないらしく(Rock系統のチャートに入らない)ので、このケースからは除外しています。
※ちなみに「バンド」にこだわらなければ、2014年にLordeがRoyalsとTeamでロック系の曲を2曲トップ10に送り込んでいます。ビルボード的にはなぜかLordeはロックなので。
ラジオを続けて伸ばし続けて、6位まで到達したCheap Thrills。Siaにとっては2014年のヒットChandelier(ピーク8位)や、Titanium(ピーク7位)を超えるヒットに。
※Wild Ones(5位)がSiaにとっての最高位です。
ビデオ公開の影響でダウンロードとストリーミングを大きく伸ばして5位まで浮上のTIWYCF。Calvin Harrisは順調に自身の曲での最高位を更新中(それまではSummerの7位が最高)
新ビデオの再生回数の伸びも好調そうで、どこまで行けるか
最近同じメンツが続くトップ3の中で唯一ポイントを伸ばしたのがDrakeのOne Dance。イギリスでは歴代で5番目に長い12週目の1位を記録するなど、絶好調ですね。
ヨーロッパなどでは幅広くヒットしたFadedもアメリカでは奮わず、ピーク80位、8週のチャート滞在と目立った成績は残せませんでした
以下が今週チャートから姿を消した曲達です ↓