Cake by the Oceanの歌詞、JoySoundだとGo Crazy Crazy、DAMだとGo F**kin Crazyになっている!というとても細かい違いに気づいてしまった。カラオケの2大配信会社の違い、はたまた日本のカラオケ配信曲の特徴とか調べたら面白そう。
— チャート(さん) (@djk2_____) 2016年7月29日
こんな気付きから、カラオケについて少し調べたいと思った私。
思い立ったら吉日ということで、さっそく調べてみた。去年の年間チャートで2つの会社、はたまた日本全体のカラオケ配信曲の特徴が分かるかなぁ、と思って、アメリカ、イギリスのそれぞれのシングル年間チャートでどの曲を配信されているのか調べてみた。
執筆時8/1時点のデータです!!!!!
まずはアメリカの方から
左アーティスト名(メインのActだけ) 右 曲名
どちらのキャリアも約半分の収録率。
次、イギリス。
※What I Did For Love、Joysoundは安室奈美恵バージョンのみ収録。(これは除いて集計)
・集計結果!
アメリカとイギリスの年間シングルチャート、かぶっている曲を考慮すると全部で152曲あるのですが、2つのキャリアはそれぞれ…
Joysound 80/152曲
DAM 82/152曲
ほぼ互角ですね。では、それぞれに一つにしか収録されていない曲をまとめてみます。今度カラオケに行くときに参考にしてみてください。
Trap Queen(Fetty Wap)、Time Of Our Lives(Pitbull & Ne-Yo)、Habits (Tove Lo)、Let It Go (James Bay)、I Don't Like It, I Love It (Flo Rida)
Jealous(Nick Jonas)、Ex's & Oh's (Elle King)、Runaway (U&I) (Galantis)、Bills (Lunchmoney Lewis)、Outside (Calvin Harris)、Someone New(Hozier)
少し違ういますね。特徴を言うとすれば、もしかしたらJoysoundはヒップホップ類が充実、DAMはエレクトロ方面充実、かも。この2015年のデータを見る限りでは。
・気づいたこと!
両方とも、アメリカの年間チャートに入った曲の採用率 < イギリスの同採用率。
これは、アメリカのチャートに入りやすい、カントリーとヒップホップ類が影響していると考えられる。カントリーはアメリカのローカル音楽とも言えるので、世界に向けてあまりプロモートしていない。また、ヒップホップは日本人は歌えないから、採用率が低いのか?と推測。またカントリー同様、ややローカル感もあるか。
それに対して、イギリスはそれらに代わって日本人に馴染みやすいエレクトロ系が入る傾向にあるので、そのぶんカラオケでの採用が多くなるのでしょうか。
両方とも、ポップ系の採用率は高いですね。実際のカラオケでもその系統がランキング上位に来てますし、必然なのかもですね。
・最後に
洋楽好きとしては、もっとこの曲ほしい!と思うことも多々あります。しかし、アメリカ・イギリスでのヒットが半分以上入っているのは、悪くない数字かな、と思います。やっぱりカラオケは大衆向けサービスなので、1%のマニアを90%喜ばすよりも、90%の人を50%喜ばすほうが効率が良いので、マニアックな曲が採用されないのは仕方が無いですね。
ですが、この曲だけは採用してほしい!お願いします!という曲を最後に4曲あげていきます!
その1 How Deep Is Your Love - Calvin Harris & Dicsiples
日本でも人気!なカルヴィンさんの去年のヒット!しかも歌いやすそうなのにまるで採用されず!ビデオも有名モデルのジジハディットが出てたりしていて、本人映像(本人ではないですが…カラオケではこう言われているので…)もつけても良いかもです。ちなみにThis Is What You Came Forは両方で即採用でした。
その2 Hotline Bling - Drake
昨年、幅広い層に受けた名曲。今年のウルトラとかでもよくかかっていましたし、みんなで大合唱にも向いている曲だと思います。一斉にHotline Blingの所歌ったら楽しいと思うのですが…歌う難易度も高くないです。ちなみにOne Danceは既に両方で採用されています。
その3 Cool For The Summer - Demi Lovato
Demi Lovatoはポップ歌手!ならばカラオケも充実しているだろう!と思いきやそんなことはない。昨年のアルバム、Confidentからの採用は両方のキャリアとも1曲も無し。意外です。
その4 Coco - O.T.Genasis
サビがキラーフレーズすぎる1曲。知っている人ならサビは大合唱間違えなし。ヒップホップに分類されるこの曲だが、難易度はそこまで高くない。カラオケを盛り上げてくれること間違い無しな、1曲だと思います!
絶対その曲あるだろ!みたいなTaylor SwiftのShake It Offも一応採用されているか調べるなど、丁寧な調査を心がけていますが、全部手動で調べているため、抜け落ちがあるかもしれません。その場合は申し訳ありません。