チャート・マニア・ラボ

音楽チャート・ポップス研究者(自称) ポップス音楽と食べることが好きなオタク

Billboard Hot 100 9/3 【アメリカを支配するDJ達】

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DJ DramaのChris Brown、Skeme、Lyquinを迎えたWishingが95位で登場。7月リリースのアルバムからの1曲

 

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No Broken HeartはHot 100入りを逃したBebe Rexhaですが、このMartin Garrix とのIn The Name Of Loveが93位で登場。Martin GarrixにとってはAnimals以来のHot 100

 

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Young ThugとTravis ScottがMigosのメンバーのQuavoを迎えたシングル、Pick Up The Phoneが90位で登場。個人的に今年リリースされた曲の中で1,2を争うほど好きなシングル

※これです↓

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ピークは44位なものの、10週目で既に85位まで落っこちるという乱高下なDNCEのToothbrush。今週44週目と超ロングヒットのCake By The Oceanとは反対のチャートアクションに

 

f:id:djk2:20160825231509j:plain今週アルバムが7位で登場したRae SremmurdのLook Aliveが76位で登場。前アルバムではヒットシングル連発だった彼らですが、今回のアルバムからはこれが初のHot 100。果たしてどうなるか

ちなみに、

No Flex Zone ピーク36位

No Type  ピーク16位

Throw Sum Mo ピーク30位

This Could Be Us ピーク49位

Come Get Her ピーク56位

という感じでした。

 

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週半ばに公開されたビデオの効果を受けてか、99位→71位と急上昇したYGのWhy You Always Hatin。ただ、来週も勢いが続くかどうかは不明

 

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Hailee SteinfeldがGreyとZeddのプロデュースを受けたStarvingが81位→62位と上昇。ZeddにとってはBeautiful Nowのピーク(64位)を上回る順位に。今後のさらなる上昇もそこそこ期待できそう

 

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今週のチャートの集計はオリンピックまっただ中でしたが、それにも関わらず、29位→39位と順位を落としたKaty PerryのRise。トップ10入りが絶望的なだけでなく、この調子だと年間チャート入りも厳しそう

※曲が不評なのか、Katy Perryの注目度が落ちているのか、プロモーション不足なのか、どこらへんが理由なのか気になりますね。

最初の注目度は高かった(=11位登場)ので曲への不評ですかね?

 

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DayaがSit Still, Look Prettyが36位とトップ40入り。今年始めにHide Awayがロングヒットになってから、客演を務めたDon’t Let Me Downが特大ヒット。活動がかなり軌道に乗ってきていますね!

 

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20週目になってもなお順位を上げてきて今週20位のFlumeのNever Be Like You。この調子で順位を15位ぐらいまで上げることができたら、年間チャートの上半分(50位以上)も見えてきそう

 

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The ChainsmokersのCloserがチャート登場から3週目にして1位を獲得。ダウンロード、ラジオ、ストリーミングの全てを大きく伸ばしての圧倒的な1位。ここから数週はCold WaterとのDJ達による熱い1位争いが見られそう

※トップ10にEDM系統の曲が5曲、さらには19位にDJ SnakeのLet Me Love You。

"EDMは死んだ"とはどこと吹風。

※この勢いで、The Chainsmokersのアルバムにも期待。EDMの今までの評価を変えるような名作に期待…!

 

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今週でチャートから姿を消したJustin BieberのSorry。1位も獲得したうえに42週チャート滞在という超ヒットに。YouTubeでの再生回数もBabyを抜いて歴代4位まで浮上。昨今のポップシーンを語る上で欠かせない曲となりました

※超ロングヒットかつピークも高いですが、最初の数週が2015の集計に入ることもあって、おそらく年間1位にはならなさそう。多分2位か3位。

 

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今週でチャートから姿を消したJames BayのLet It Go。ピークは16位とやや控えめですが、34週というロングヒットのおかげで、年間チャートの上半分に入りそうです。ちなみに昨年のイギリス年間41位

 

以下が今週チャートから姿を消した曲たちです。

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