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チャートのチャート研究ラボ

音楽チャート・ポップス等の動向・文化について。変なところに熱意を傾けるオタク。

Billboard Hot 100 10/22 【アジアの風 PPAP?そして…】

97 Andy Grammer – Fresh Eyes (New)

Honey, I’m Goodで昨年ブレイクしたAndy GrammerのFresh Eyesが97位で登場。そのHoney, I’m Goodの印象が強いですが、他にも複数曲がHot 100に登場した経歴あり。

 

94 CL – LIFTED (New)

韓国人ラッパーCLのLIFTEDが94位で登場。ビデオの再生回数は1700万回と、Hot 100にエントリーする曲としては普通で、PSYに代表される今までの韓国人の曲のお笑い路線とは一線を画する曲と思われます。(レゲエ風の普通に良い曲だと思います。)これがどこまで伸びるのかは気になるところです。

 

74 Solange – Cranes In The Sky (New)

今週1位のアルバムとなったSolangeのA Seat at the Table。そのアルバムからはこのCranes In The Skyが74位で、Don’t Touch My Hairが91位で登場。純粋な売り上げではBon Iverを下回っていましたが、ストリーミングのポイントで1位となりました。

 

69 Lady Gaga – Perfect Illsuion (↓)

登場週から3週連続で順位を落とし続けているLady GagaのPerfect Illusionが今週は69位。まだまだ持ち直す可能性もありますが、暗雲が立ち込んできましたかね。2011年にはLady Gagaとともにポップ音楽を引っ張る存在だったKaty PerryのRiseが不発に終わってしまいましたが、この曲は果たして…

Katy PerryのRiseは非アルバム曲、しかしLady Gagaはアルバム曲、果たして…

※Lady Gagaは2013年のアルバムArt Popの時点でヒット面ではイマイチだった気もしますが…(Applause4位以外トップ10ナシ)

 

63 The Weeknd - False Alarm (New)

The Weekndがリリース予定のアルバム、Starboyからの2曲目のシングル、False Alarmが63位で登場。今週には本格的なビデオがリリースされ、来週以降はもしかしたら大きく順位を伸ばすかもしれません。

※ビデオリリースが10/13の木曜日、つまり来週分の集計では1日分しか集計されず。ビデオの影響が出るとしたら再来週?

 

60 Flume ft. Tove Lo – Say It

FlumeとTove LoのSay Itが60位で登場。100位付近に長いこといたこの曲ですが、先日リリースしたビデオによる効果での登場か。しかし60位という登場週では高めな順位が予想外。今週チャートから姿を消したNever Be Like Youのようなヒットなるか。

 

51 Chance The Rapper ft. Lil Wayne & 2 Chainz – No Problem (↑)

Chance the RapperのNo Problemは20週目で51位。チャート滞在20週目と、多くの曲はピークを終え下降線を辿る時期ですが、この曲は尻上がりに調子を上げています。ダウンロードを解禁していないようですが、ラジオを中心にこの順位に来ています。

 

38 Rae Sremmurd ft. Gucci Mane  Black Beatles (↑)

Rae SremmurdのセカンドアルバムからのシングルBlack Beatlesが38位まで上昇。セカンドアルバムからは初のトップ40。また、メドレーを除くと、1964年以来のBeatlesが曲名に入った曲によるトップ40のようです。

 

25 Niall Horan – This Town (↑)

元One DirectionのNiallのThis Townが25位まで上昇。ストリーミングを大きく伸ばした模様。アコースティック風の曲で、Zaynとはかなりスタイルが違いますね。元同じグループでもここまで違うとは。

※グループの複数メンバーがソロでトップ40を記録するのは、20グループ目。ただし3人以上が記録したのは今まで6グループのよう。他のメンバーもソロ活動の噂のある彼ら、果たして…?

 

18 The Chainsmokers – All We Know (New)

世界を支配したと言っても過言でも無いほどヒットを連発しているThe Chainsmokersの新曲All We Knowが18位で登場。今回のコラボ相手はPhoebe Ryanというまだ無名の新人歌手ですが、この順位で登場するのは、The Chainsmokers勢いを証明しているということでしょう。

 

10 gnash ft. Olivia O’brien – i hate u, i love u (New)

じわじわと順位を上げていたgnashのi hate u, i love uがトップ10に。ラジオでのポイント上昇が要因と思われます。そのラジオでの好調はRobin Schulzのリミックスが一つの要因として考えられます。

ダンス系のラジオでこの曲が登場=つまりはRobin Schulzのリミックスがそこそこかかっているのでは、という推測です。

 

× Lukas Graham – Mama Said

今年7 YearsでブレイクしたLukas GrahamのシングルMama Saidがわずか11週の滞在でチャートから姿を消しました。一時期は上り調子でしたが…

 

今週は見どころの多いチャートだったと思いますが、なかなかその下にあたるBubbling Underも面白かったと思うので、そっちも紹介します。

まずは108Bruno Marsの24K Magic。あれ?Bruno Marsの新曲の順位がこんな低いの?と思うかもしれませんが、これはまだダウンロードとストリーミングのポイントが入っておらず(世間的にはまだ未公開)ラジオのみの集計だからで、来週はトップ10入りがほぼ確実なようです。

 

107位にはSelena GomezとTory Lanezという異色のメンツを迎えたCashmere CatのTrust Nobodyが、104位にはHot 100に入れそうで入れないMarshmelloのAloneが。

 

※PPAPがHot100に入る一個前の週についてです!

入った週はこちら→ http://djk2.hatenablog.com/entry/2016/10/20/212822

そして102位!これが最重要?項目で、日本人のピコ太郎によるPPAPが。

もはや説明不要な気がしますが、Justin Bieberによって注目されたことをきっかけに、一気に拡散されて、Youtube世界週間再生回数1位にも上り詰めたこの1曲。

ほぼYouTubeのストリーミングでポイントを稼いだと思われます。

わずかにHot 100に届かなかったものの、今まで日本人によるHot 100エントリーはわずか7人なので、これはかなり素晴らしい成績だと思います!!!

(21世紀に入ってからは一人もHot 100にエントリーしていません)

 

そして、宇多田ヒカルのfantômeも話題になりましたね。

しかし結局はアルバムチャート200位圏外でした。

多くで「全米6位」と報じられているようですが、それは瞬間的にダウンロードが6位なだけで、週間に直すと200位圏外になるようです…

現在のアメリカのアルバムチャートではアルバムに対するダウンロードだけではなく、シングルのダウンロード、ストリーミングまで集計されるので、ストリーミング非対応と思われるこのアルバムはそういう意味で不利なのでしょう。

さらに、リリース日が違うこと、これが一番痛いでしょう。現在世界的にはアルバムリリースは金曜日になっていますが、日本は水曜日リリース。つまり集計が中途半端に2週に割れてしまい、チャートの面では不利になってしまいます。

もちろん、特別なプロモーション無しで瞬間でも6位になることはすごいと思います!

ただ、全米6位ではなく、実は200位圏外だったのです……