(左上:Tove Styrke 右上:Charli XCX 左下:Sarah Bonito from Kero Kero Bonito 右下:Kid Cudi)
こうやって好きな曲を並べる作業が好きなんですよね!今回は2018 So Farのベストソング・ベストアルバムを紹介しようと思います。最後にプレイリストも付けたので、よろしかったらチェックお願いします。(Apple MusicとSpotify)
ベストソング
50 Lil Baby feat. Gunna & Lil Uzi Vert - Life Goes On
“Sold Out Dates”でも組んだLil Baby & Gunna新進気鋭コンビを、Lil Uzi Vertがサポートした1曲。中毒性が◎
49 Gorillaz feat. George Benson – Humility
ビデオと合わせて夏の爽快感がある1曲。Hot 100に久々に登場したのはグッドサプライズでした。
48 Mabel & Not3s - Fine Line
イギリスR&B女子のMabelとコラボが多いNot3sによるタッグ曲。ポップなR&B。イギリスでは最近R&B ~ ヒップホップのアンセムが台頭していますね。
47 Sigrid - High Five
昨年ブレイクしたSigrid。今年に入ってもパワフルで甘美なポップコーラスを作り続け、実力を見せています!
46 Janelle Monae feat. Grimes – Pynk
Grimesの前アルバムで組んだ名コンビが再び。囁きとコーラスのギャップもまた良いです。
45 NIKI – Vintage
88rising所属・インドネシア出身のR&B系歌姫。キュートさが際立つ1曲。少しだけKehlaniの“In My Feelings”を思い起こさせるかも?
44 RIN – Avirex
ドイツのラッパー・RINの1曲。やや暗いトラックと共にスタートし、後半の展開が面白いです。
43 Fickle Friends – Lovesick
イギリスのドリームポップバンド、Fickle Friends。オシャレさとポップさが融合した美しい1曲です。
42 Migos feat. Drake - Walk It Talk It
We been brothers since Versace bando Whooooa
41 MNEK feat. Hailee Steinfeld – Coulour
ソングライトをメインに活動していたMNEKの歌手活動が本格化。Hailee Steinfeldを迎えた“Coulour”は”BOP”(好ポップスみたいな意味の言葉)。色を多く用いるサビの歌詞が美しいです。
40 Moe Shop feat. YUC’e - Baby Pink
日本のアニメのセンスとファンキーな音を組み合わせた「フューチャーファンク」の担い手・フランス出身Moe ShopのEPからの1曲。日本語歌詞と、ファンキーなディスコサウンドが融合しています。
39 Charli XCX - 5 in the Morning
R&B系統の歌い方に開眼しつつある(と思う)Charli XCX。昨年のミックステープ“Number 1 Angel”に入っている“Dreamer”が好きな人はハマると思います。
38 Dua Lipa - IDGAF (Initial Talk Remix)
日本人リミキサー・Initial TalkがDua Lipaの“IDGAF”をリミックス。この曲を一言で表すなら 💃 ←この絵文字
37 Post Malone – Stay
Post Maloneのアルバムの隠し玉。ジャンル分けは「ラップ」ですが、全くラップはせず完全に歌い上げています。Post Maloneが様々なジャンルのリスナーからよく聴かれているということが分かる1曲です。実際に披露するかは不明ですが、フジロックとの相性が良い曲だと思います。
36 Kimbra – Human
NZのシンガー、Kimbraの1曲。昨年リリースされた”Top of the World“と並ぶアルバム内のアンセムです。
35 Khalid, 6LACK & Ty Dolla $ign – OTW
昨年大ブレイクを果たしたKhalid。デビュー曲“Location”はソリッドなR&Bでしたが、ポップ系のフィールドにも積極的に進出し活動の幅を広げています。そんな彼が作り上げたナイスなR&B系ジャムです。
34 JPEGMAFIA - Baby I'm Bleeding
他のラッパーには無い、良い意味で狂ったラップ曲。エアエアエアエアエアエアエアエアエアエアエアエア (←こういうトラック)
33 Pusha T - If You Know You Know
カニエプロデュースのアルバムからの1曲。サウンドとPusha Tのラップスタイルの融合も好みです。Drakeとのビーフは今後どのような展開を見せるのか?にも注目
32 Mija - The Last Songs I Ever Wrote U
Skrillexのレーベル?に所属する女性DJのMija。しかし今回のアルバムでは、DJの音作りの知識を反映させた「怨念ポップス」のようなサウンドを作り上げています。この曲はアルバムのラストを飾る荘厳な1曲。
31 Courtney Barnett - I'm not your Mother, I’m not your Bitch
ラップ系の歌唱をロックサウンドに乗せた1曲。サウンドの奇抜さと独特の歌唱が融合した1曲。
30 Troye Sivan – Bloom
オーストラリアの天才・Troye Sivanが送る。今年序盤にリリースした“MY MY MY!”への評価が特に高かったですが、どちらかというと個人的にはこちら”Bloom”のほうが好みでした。
29 Tove Lo, Charli XCX, Icona Pop, Elliphant & ALMA – bitches
女性シンガーの盟友を多く集めた”bitches”のリミックス(Tove LoとIcona Popの Caroline Hjeltは高校の同級生) もともとの原曲もわりと良かったのですが、こちらのバージョンもなかなか趣深いです。
28 Rich Brian feat. AUGUST08 – Arizona
今年のアルバムで躍進を果たしたインドネシア出身のラッパー・Rich Brian。アルバムラストを飾る“Arizona”が光り輝いていました。客演は88risingの美声担当(と勝手に自分が呼んでいる) AUGUST08。
27 Bebe Rexha – Ferrari
昨年はEPを2枚リリース。その2枚では様々なジャンルに挑戦し、軸のようなものが定まっていておらず、個人的に勝手に心配(?)*1をしていたのですが、それも“Meant to Be”のヒットで吹き飛ばしました。
”Ferrari”はBebe Rexhaの独特な声とダイナミックさが味わえる名ポップス。初のフルアルバムも今月リリースするらしいですね!
26 Kacey Musgraves - High Horse
今年リリースしたアルバムが称賛を浴びたカントリーシンガーのKacey Musgraves。カントリーと評されるものの、個人的にはどちらかというとポップスアルバムという印象でした。“High Horse”はそのアルバムのアンセムにあたる1曲。
25 Camila Cabello - Inside Out
“Havana”にも参加したソングライター・Starrahが参加した1曲。音作りも凝っている、R&Bの風味を含有したナイスポップです。
24 KIDS SEE GHOSTS – Freeee
Kid Cudi & Kanye Westのジョイント作からの1曲。今年はKid Cudiの魅力を体感する場面が多かったです。
23 HEIZE – Sorry
韓国のポップシンガー・HEIZEの1曲。今年リリースしたEPでは甘美なポップセンスが味わうことができます。この“Sorry”はEPラストの1曲なのですが、この曲がアルバムの余韻を増幅させています!
22 Kero Kero Bonito - You Know How It Is
ローファイ気味のサウンドを持ち合わせたポップパンク。この曲が収録されるEPはわずか4曲で、総再生時間は10分程度なのですが、後述の“Only Acting”と合わせてかなり展開が激しく、「濃い」10分を過ごすことができます。
21 BlocBoy JB feat. Drake - Look Alive
ダンサー出身・BlocBoy JBが送る、最高に踊れるラップ・“Look Alive”だと思います。Drakeのフックアップもあって大ヒットになりました。今年の「カラダが自然と動く」大賞ですね。
20 A$AP Rocky feat. Moby, T.I. & Kid Cudi - A$AP Forever
サンプリング選びのセンスが絶妙!リミックスで追加されたKid Cudiのヴァースもなかなかの見どころだと思います。
19 cupcakKe - Cinnamon Toast Crunch
今年脚光を浴びたラッパーcupcakKe。アルバムの中で一番勢いがあると感じたのはこの“Cinnamon Toast Crunch”。彼女のパワフルさ・スキルを堪能できる1曲です。
18 Raye, Maleek Berry & Nana Rogues – Confidence
イギリスのR&B女子RayeのEPが良かったです!この“Confidence”は甘いメロディラインとリズミカルさが融合した、1曲。昨年リリースされ、ヒットにもなった“Always on Time”をサンプリングした”Decline”、Mabel、Stefflon Donとイギリスのアーバン界隈が集った“Cigarette”など他にも見どころが多かったです。
17 Wolf Alice - Don't Delete the Kisses (Charli XCX & Post Precious Remix)
Wolf Aliceが昨年リリースした1曲をCharli XCXがリミックス。Charli XCXのオートチューン調の声と、サビのWolf Aliceの切り替わり・組み合わせが特徴的な1曲。
16 MGMT - Me And Michael
名アルバムの名シングル。最後のだんだんピントがボヤケていく感覚がたまらないです。
15 Cardi B, Bad Bunny & J Balvin - I Like It
Cardi B自身のルーツにもフォーカスした最高のアンセム、というだけではなく、ヒット戦略的にもラテンに目をつけたのは優秀だと思っています!
14 Tove Styrke - I Lied
今年屈指のポップアルバムの一番感情が持っていかれる部分だと思っています。
13 Hatchie - Sugar & Spice
オーストラリアのシンガーHatchieによる壮大でドリーミーなサウンドの1曲。EPも全体的に素敵でした!
12 BTS - Love Maze
「アルバム単位」で勝負をした(と個人的に思っている)BTSのアルバムからの1曲。今回のアルバムではシングルの“FAKE LOVE”、そして終盤の”So What”が「外に開いた」曲だと思います。この2曲が3~9曲目あたりの濃さ、内密さを演出しているように感じました。
この“Love Maze”はアルバムの「最奥部」にあるような1曲で、一番アルバムのムードに浸れる瞬間を演出する1曲だと思います。
11 Kylie Minogue - Stop Me From Falling
USでの反応は薄かったですが、UKではアルバム1位を獲得するなど健在ぶりをアピールしたKylie Minogue。アルバムでは「ポップを極めた」“BOP“が並んでおり、UKアルバム1位に相応しい内容になっていると思います。その中でも特に「ポップ」を感じたのはこの”Stop Me From Falling”でした。
10 Kim Petras - Can't Do Better
ドイツのシンガー、Kim Petrasによるスケールの大きい1曲。今では忘れかけていた、幼少時代の夢を呼び起こすかのようなエモーショナルさがある1曲です。
そろそろアルバムをリリースする?という噂もあるようなので、期待度MAXで楽しみにしています!
9 Rae Morris - Someone Out There
光り輝く名バラードです。アルバムの表題曲でもあります。アルバムの流れで聞くと心への響き方が変わります。
8 Rae Sremmurd feat. Juicy J – Powerglide
昨年終盤から流行したSlob On My Knobムーブメントの流れを汲んだ、Three 6 Mafiaリスペクトの1曲。客演は本家・Juicy J。それに負けないようなパワフルさのある1曲です。Swae LeeとSlim Jxmmiそれぞれの持ち味が出ているのもまた良いですね。
7 Kali Uchis feat. Tyler, the Creator & Bootsy Collins - After the Storm
様々なクリエーターのサポートを受け、アルバムの端から端まで全てが美味しいKali Uchisのアルバム。その中でも先行シングルだった“After the Storm”は絶品。Tyler, the Creatorのヴァースが始まる部分で、少しトラックのリズムが変わるのが良いですね。
6 LIZ - Queen of Me
アンダーグランドなシーンで名ポップスを作り続けるシンガー・LIZ。彼女は自身のスタイルを「セーラームーンR&B」と評する時がありますが、そのR&B成分とポップ成分が高い次元で融合した1曲!と思いました。
5 Jay Rock, Kendrick Lamar, Future & James Blake - King's Dead
La di Da di da Slob On My Knob (昨年の“DAMN.”で”ELEMENT.”が好きだった自分には特にたまらない1曲です)
4 Tove Styrke – Sway
(今の所)今年ナンバーワンのポップアルバムのスタートを飾る1曲。サビの音階が付いてくる部分が一番好き。最後の終わり方もなんか好き。キュートさも併せ持った1曲。
今回のリストには挙げなかったのですが、Lordeとの友情曲、Liabillity (Demo)も良いですよ!
3 Kanye West - Ghost Town
これぞカニエ。Twitterに復帰するや否や、トランプ支持など様々な発言で人々をヒヤヒヤさせた……ということが大きく注目されましたが、やはり音楽を作ればカニエはカニエということで安心しました。
自分は当事者ではない(アメリカ国民ではないので、トランプ支持の重みを理解しきることはできない)ので、何とも言えない部分もありますが、カニエのそのメンタルの不安定さに共感を覚え、勇気を貰っている部分もあるので、このようなパワフルな1曲を聞くと、「やっぱり自分はカニエから離れられないなぁ」と感じます。
2 MGMT - Hand It Over
MGMTのアルバムはとにかく素晴らしかったです。MGMTといえばファーストアルバム!とよく言われますが、このアルバムにはファーストには無い、別の持ち味があると思います!*2
個人的にはMGMTのアルバムは2018ベストでも良いのでは?と考えています。このアルバム最後の“Hand It Over”にはノックアウトされました。
1 Kero Kero Bonito - Only Acting
ポップパンクのノスタルジーと奇抜さが融合した1曲。「ローファイ」と評されることもある独特のサウンドと、親しみやすいメロディラインが同居する不思議な1曲。最後の突然曲が止まったりバキバキサウンドが流れたり……という演出も素敵です。(Radio Editだとこの部分が消えるので注意?)
ベストアルバム
ベストアルバムは上記の16枚です!(EP2つ含む) 並びはアルファベット順です。
・BTS - Love Yourself 轉 Tear
・Camila Cabello - Camila
・Courtney Barnett - Tell Me How You Really Feel
・cupcakKe - Ephorize
・Kacey Musgraves - Golden Hour
・Kali Uchis - Isolation
・Kanye West - ye
・Kero Kero Bonito - Totep (EP)
・KIDS SEE GHOSTS - KIDS SEE GHOSTS
・Kylie Minogue - Golden
・MGMT - Little Dark Age
・Mija - How to Measure the Distance Between Lovers
・Pusha T - DAYTONA
・Rae Morris - Someone Out There
・Raye - Side Tapes (EP)
・Tove Styrke - Sway
プレイリスト
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