チャート・マニア・ラボ

音楽チャート・ポップス研究者(自称) ポップス音楽と食べることが好きなオタク

Hot 100 6/8 見どころ 【カントリー曲の様々な活躍 in 2019】

f:id:djk2:20190606014602j:plain

 こんばんは!最近の日課は冷蔵庫の製氷機の水が無くなっていないかチェックすることです。

 

◇今週のHot 100 ハイライト◇

・DaBabyの“Suge”が9位に上昇、トップ10入り

・Young Thug、J. ColeとTravis Scottが参加した“The London”が12位に登場、Young Thugがメインの曲では初のトップ40

・“Girls Like You”が1年のチャート滞在の末に外れる

・Ed Sheeranの“Cross Me”が34位に登場

・Billie Eilishがアルバム1位に再浮上

 

・今週のトップ10

      6月8日   R D S
- 1 Lil Nas X feat. Billy Ray Cyrus Old Town Road 🚩 3 1 1
2 Billie Eilish bad guy 22 4 2
3 Khalid Talk 4 12 8
  4 Ed Sheeran & Justin Bieber I Don't Care  8 2 7
  5 Jonas Brothers Sucker  1 10 17
  6 Post Malone & Swae Lee Sunflower  16 14 5
  7 Post Malone Wow. 6 15 11
-   8 Sam Smith & Normani Dancing With A Stranger 2 25 25
9 DaBaby Suge 50 - 4
- 10 Ava Max Sweet but Psycho 5 16 28

 R=Radio、D=Download、S=Streaming

🍎=Apple Musicで1位、✅=Spotifyで1位、🚩=YouTubeで1位

 

🍎&✅=The Londonです。毎度おなじみ?バージョン合算で“Old Town Road”が上に行きます。ただしオリジナルの方が次第に落ちてきているので、いつまで続くか……?

 

 

 

1~100位までの順位表は↓

  

曲の個別解説

 

☆96 Maluma – HP

 先週大量に登場していたTyler, the CreatorとDJ Khaledのアルバム曲が減少。Tylerは8曲→1曲、DJ Khaledは7曲→4曲に。

 その空いた枠に代わりに入るように90位台に新登場・再登場が今週は多数ありました。その1つ目がMalumaの“HP”です。96位に登場。Malumaにとって5回目のHot 100エントリー

 Malumaのアルバムリリースが反映されたのは先週のチャートで、ストリーミング数は先週のほうが高かったですが、代わりにラジオが伸びたためHot 100に入りました。今週ラテン系ラジオで1位に輝いています。

 

☆94 Yella Beezy, Gucci Mane & Quavo – Bacc At It Again

 Yella BeezyがGucci Mane、Quavoと組んだ“Bacc At It Again”が94位に登場。Yella Beezyは2回目のHot 100エントリー。

 この曲は主にラジオで人気を集めています。リズミック系で29位、Hip-Hop / R&B系で17位と存在感を見せています。

 ストリーミングではApple Music・Spotifyの両方では200位圏外の一方、YouTubeでは29位と上位に入っています。

 

 ベテランではないラッパーながらも、ストリーミングよりもラジオでヒットを狙うYella Beezyの手法は現在では珍しく、Rolling Stone誌は彼のその手法について特集を組んでいます。(前シングル"That's On Me"について)

 

☆76 Eric Church – Some Of It

 Eric Churchの“Some Of It”が76位に登場。カントリー系ラジオでの上昇によるHot 100登場です。

 Jason Aldeanのアルバム表題曲“Reaview Town”も同様にカントリー系ラジオの上昇によって今週97位に登場しています。

 

☆59 Joyner Lucas feat. Logic – ISIS

 Joyner LucasがLogicを迎えた“ISIS”が59位に登場。かつてビーフ関係にあった2人によるタッグです。

 近日リリースが見込まれる彼のアルバム名は“ADHD”で、この曲の冒頭でもADHDに関するアナウンスがされています。

 この曲はSpotify今週15位、Apple Musicで30位程度とストリーミングで人気。ほかダウンロードも今週22位を記録しています。

 他にもこの曲はYouTubeでも人気だったのですが、なぜかYouTubeの再生数ランキングに入っていません。このビデオはリリース後1週間で約1162万再生を記録。Joyner Lucasの再生数のうちおよそ6割がアメリカということ、ビデオ以外の再生をある程度(+10%弱)考慮すると今週アメリYouTube再生数で5位か6位にランクインするはずです。*1

 YouTubeのランキングでは曲がなぜか欠落するケースがいくつか見られます。例えば日本のYouTubeランキングでは2/21まで“Lemon”がずっと首位だったのですが、次の週から一気に100位圏外まで”落ちました“。 それまでは他を圧倒する1位だったので、再生数が一気に落ちることは考えづらく、再生数が一気に落ちた痕跡も無いのですが、果たして……?  今週日本のYouTubeランキングは米津玄師の「海の幽霊」なのですが、YouTubeの米津玄師ページを見ると"Lemon"の再生数の方が多いと表示されます💦(YouTube music charts

(これらの情報は主にhttps://kworb.net/youtube/weekly/archive.htmlを参照しています)

 

☆48 5 Seconds Of Summer – Easier

 5 Seconds Of Summerの“Easier”が48位に登場。快調なスタートを切っています。要因はバランスの良いポイントの取り方です。DLが19位、Spotifyで22位のほか、ポップ系ラジオでも既に21位にランクインしています。

 デビュー時は主にファンによる初週のDL数値で上位登場した後、落ちていく……というチャートアクションが多かったですが、現在はDLの数値が平凡になった一方定着度が格段に上がっている印象です。

 この曲はリリース後すぐにビデオも出しましたが、USのYouTube再生数トップ100には入りませんでした。(こっちはランキングから「欠落」しているわけではない)

 

◇46 Dan + Shay – Speechless

 Dan + Shayが再び驚きの復帰を遂げました。一度はヒット「済」と判定されてチャートから外れた“Speechless”が今週46位に再登場しています。彼らの前シングル”Tequila”でも似たような現象が発生していました。

 カントリー系ラジオでは既にピークが過ぎていますが、ここ数週他の系統で上昇中。特にアダルトポップ系では好調で12位にランクインしています。ほかポップ系でも35位にランクインし、ラジオ全体の再生数では38位にランクインしています。

 この他のラジオ系統への人気の飛び火から「まだヒットの見込みがある」と再判定され、チャートに復活しました。

 ほかストリーミングでも一定の数字を記録しており、Apple Musicでは100位前後にランクインしています。

 

△40 Panic! At the Disco – Hey Look Ma, I Made It

 Panic! At the Discoのシングル”Hey Look Ma, I Made It”が順調にチャートを上昇中。今週40位とトップ40入りを達成。トップ10入りした“I Write Sins Not Tragidies”、”High Hopes”、そして2015年の”Hallelujah”に次ぐ4曲目のトップ40です。

 好調の主な要因はラジオです。ポップ(14位)・アダルトポップ(14位)・オルタナティブ(18位)の三系統で主に人気を集め、ラジオ再生数(全体)で19位にランクインしています。

 ほかDLでは26位にランクイン。Spotifyでは73位、Apple Musicでは130位程度、YouTubeでは100位圏外とストリーミングは微妙な数値。

 

☆34 Ed Sheeran feat. Chance the Rapper & PnB Rock – Cross Me

 Ed Sheeranのヒップホップコラボ、“Cross Me”が34位に登場。アルバムでは多くの客演アーティストが参加するようで、ヒップホップテイストの強い作品になりそうです。

 この曲はDLで5位にランクインしたほか、Spotifyでも11位と人気。既にラジオでも人気を集めており、今週ポップ系ラジオで20位にランクインしています。Apple Musicでもトップ50圏内には入っていますが、YouTubeではまだビデオが無いためか100位圏外です。

 

△17 Morgan Wallen – Whiskey Glasses 

 ここ数週好調ぶりが際立つMorgan Wallenの“Whiskey Glasses”が17位まで上昇しています。カントリー系ラジオで1位まで上り詰めたほか、DL9位、ストリーミング41位と他の媒体でも好調です。

 カントリーのアーティストはストリーミングを苦手とすることが多いので、41位にランクインしたのは比較的驚きです。Apple Music、SpotifyYouTubeの3つで100位~50位の間にランクインしており、突出した数字は無いもののどのサービスでも満遍なく再生数を稼いでいることがポイントでしょうか。

 今年はストリーミングを伸ばすカントリー曲がいくつか見られます。ビルボードのStreaming Songsにランクインしたカントリー曲は昨年3曲のみでしたが、今年は既に5曲がランクインしています

 

・Streaming Songs(50位まで)に入ったカントリー曲

2017年

・Sam Hunt – Body Like A Back Road:16位

・Kane Brown feat. Lauren Alaina – What Ifs:44位

 

2018年

・Bebe Rexha & Florida Georgia Line:11位

・Kane Brown – Heaven:30位

・Dan + Shay – Tequila:42位

 

2019年

・Blake Shelton – God’s Country:38位

・Luke Combs – Beautiful Crazy:39位

・Morgan Wallen – Whiskey Glasses:41位

・Dan + Shay – Speechless:42位

・Luke Combs – Beer Never Broke My Heart:50位

 

 このカントリーのストリーミングの高まりは、幅広いリスナーにも響くポップな曲を作ることに成功したこと、そしてカントリーのリスナーにもストリーミングに浸透し始めたことが理由でしょうか。

 Dan + ShayやKane Brownなどは確かにポップスリスナーにも合う作風だということを感じ取れますが、“Whiskey Glasses“や”God’s Country”は特にポップ側に寄せているという印象は無く、そのような曲のストリーミングが伸びているということからカントリー系リスナーにストリーミングが浸透してきたのでは?と考えました

 ただし依然としてストリーミングで強い曲、弱い曲の差は大きいです。(今週カントリー系ラジオ3位の"Miss Me More"はラジオの人気の割にストリーミングが低い)

 

☆12 Young Thug, J. Cole & Travis Scott – The London

 Young Thug、J. ColeとTravis Scottによる“The London”が12位に登場しています。Apple Music、Spotifyの両方で首位に立つなどこの曲は主にストリーミングで人気です。ビデオはまだ無いので、YouTubeでは36位とそこまで高い順位にはなりませんでした。

 ラジオでは未オンエア、そしてDLでは36位とストリーミング以外からはあまりポイントを得ていません。

 YouTube Thugは「自身の曲」ではキャリア最高位、かつ初のトップ40です。彼は客演で既に5回トップ40入りの経験がありますが、自身の曲では”pick up the phone”の43位が最高でした。

 

※16位まで到達した”Lifestyle”はRich Gang feat. …… という表記になっていますが、Rich Gangはレーベル内の「スーパーグループ」の名前で この曲でヴァースが最も多いのはYoung Thugなのでこの曲も「Young Thugの曲」という見方もできます。

 

 

△9 DaBaby – Suge

 DaBabyの“Suge”が9位に上昇!キャリア初のHot 100入りでトップ10まで到達しました。ここ数週のストリーミングでの絶好調に加えて、ラジオも伸びてきたことが要因です。一方DLは50位圏外と低いです。

 Apple Musicで2位、Spotifyで7位、YouTubeで2位とストリーミング主要3部門全てでトップ10入りしています。

 この好調に伴い、"Suge"が収録されている"Baby on Baby"のストリーミングが伸びていてアルバムチャートではリリース時よりも高い順位を記録しています。(先週の7位が最高位)

  そのアルバムに収録される”Goin Baby”や“Baby Sitter”の2曲もストリーミングで人気を集めており、こちらもそのうちHot 100に入るかもしれません。

 

△2 Billie Eilish – bad guy

 Billie Eilishの”bad guy”が2位まで浮上。ストリーミング&DLで高い数値をキープしたままラジオの再生数が伸びてきたことが要因です。

 しかし今週も1億以上のストリーミングを記録した首位“Old Town Road”とはダブルスコア以上の差を付けられています。

 

ビルボードは2位にダブルスコア以上の差をつけた1位シングルを紹介。リミックス以降の“Old Town Road”は、”ME!”以外にはダブルスコア以上の差をつけているようです。

 

 Billie Eilishは今週アルバムチャートで首位に再浮上。ストリーミングでの人気が高いアルバムは、2週目以降も数字が安定しているため、このように目立ったリリースが無い週にアルバム1位に返り咲くことがあります。

 

 今週のアルバムチャートではMoneybagg Yoが4位、アラジンのサウンドトラックが6位、YGの“4REAL 4REAL”が7位に登場しています。日本人も所属する(ゆうた)K-Popグループ、NCT 127もアルバム11位と健闘しています。

  これらのアルバムからのHot 100への新規登場は無かったですが、YGは既存の“Go Loko”が92位→53位と上昇しています。この曲は今後も高い位置をキープするかも。

 

×× Maroon 5 feat. Cardi B – Girls Like You

 Maroon 5の“Girls Like You”が今週チャートから外れました。ピークは1位、チャート滞在52週と特大ロングヒットでした。

 ビデオがYouTubeで人気を集めた後、ラジオでも大ヒットに。ラジオ&YouTube2つでの大ヒットが長く続き、Hot 100では歴代最も長い33週もの間トップ10に入り続けました(”Shape of You"とタイの成績)

 この驚異的なロングヒットを支えたのは主にラジオです。ラジオの再生数では、歴代で2番目に長い16週にわたる1位を記録しました。

 ヒットのサイクルがかなり遅いAdult Contemporary系統では今でも1位に立っています。現在25週目の1位で、歴代最長の記録まであと3週です。(最長はUncle Krackerによる”Drift Away"の28週)

 

  Maroon 5のここ最近のシングルは高くてもトップ5には届かないくらい、またはトップ10には届かない……のような状態が続いていたのでここまでこの曲がヒットしたのは個人的には意外でした。

 Apple Music、Spotifyではそこまで高い数字を記録できなかったのですが、YouTubeやラジオの数字でそれをカバーしました。

 

 この曲は2018年にリリースされたビデオの中で最も再生数が多いです。Nicky JamとJ Balvinの“X”が長い間、「2018年にリリースされたビデオの中で最も再生された曲」だったのですが、2018の年末に”Girls Like You”が”X”の再生数を抜きました。(現在は”Te Botè”も”X”の再生数を抜いている)

再生  
1 Maroon 5 - Girls Like You ft. Cardi B 2,230,711,860 英語
2 Te Bote Remix - Casper, Nio García, Darell, Nicky Jam, Bad Bunny, Ozuna 1,836,108,307 スペイン語
3 Nicky Jam x J. Balvin - X (EQUIS) 1,644,191,977 スペイン語
4 Becky G, Natti Natasha - Sin Pijama 1,432,490,985 スペイン語
5 Daddy Yankee - Dura 1,379,197,606 スペイン語
6 DJ Snake - Taki Taki ft. Selena Gomez, Ozuna, Cardi B 1,364,703,605 スペイン語 + 英語
7 Ozuna x Romeo Santos - El Farsante (Remix) 1,285,075,413 スペイン語
8 El Chombo - Dame Tu Cosita feat. Cutty Ranks 1,250,079,148 スペイン語
9 Pedro Capó, Farruko - Calma (Remix) 1,235,789,326 スペイン語
10 Drake - God's Plan 997,947,396 英語

 

 YouTubeではラテン曲が強い傾向にありますが、世界を股にかける英語の大ヒット曲が生まれれば、ラテン曲を上回る影響力を持つこもある、ということが“Girls Like You”の事例から伺えます。 (世界的にはスペイン語話者 > 英語話者 と言われているので、アクセスがしやすいYouTubeスペイン語の曲が強いのは必然的な流れなのかもしれません。 ちなみに中国語話者はもっと多いですが、それが世界的な音楽チャートに反映されているケースはまだほとんど見ませんね)

 

 

今週チャートから外れた曲 (13曲)

【先週の順位、アーティスト名、曲名、🗻ピーク順位、⏰チャート滞在週数】

98 Brett Young – Here Tonight (🗻42位 /20週)

91 DJ Khaled feat. Meek Mill & Lil Baby (🗻91位 /⏰1週)

88 Tyler, the Creator – PUPPET (🗻88位 /⏰1週)

86 Lady Antebellum – What If I Never Get Over You (🗻86位 /⏰1週)

85 Tyler, the Creator – WHAT’S GOOD (🗻85位 /⏰1週)

74 Tyler, the Creator – A BOY IS A GUN (🗻74位 /⏰1週)

70 Tyler, the Creator – NEW MAGIC WAND (🗻70位 /⏰1週)

67 Tyler, the Creator – IGOR’S THEME (🗻67位 /⏰1週)

65 Tyler, the Creator – RUNNING OUT OF TIME (🗻65位 /⏰1週)

57 DJ Khaled feat. Chris Brown, Lil Wayne & Big Sean – Jealous (🗻57位 /⏰1週)

52 DJ Khaled fat. Travis Scott & Post Malone – Celebrate (🗻52位 /⏰1週)

51 Tyler, the Creator – I THINK (🗻51位 /⏰1週)

35 Maroon 5 feat. Cardi B – Girls Like You (🗻1位 /52週)

 

 

・アルバムチャート(Billboard 200)に新登場した作品

4 Moneybagg Yo – 43VA HEARTLESS

6 サウンドトラック – Aladdin (2019)

7 YG – 4REAL 4REAL

11 NCT 127 – NCT #127 WE ARE SUPERHUMAN: The 4Mini Album (EP)

29 Beast Coast – Escape From New York

36 Money Man – Paranoia

45 Flying Lotus – Flamagra

58 サウンドトラック – Rocketman

93 Stray Cats – 40

95 Morrissey – California Son

145 Sting – My Songs

160 Steve Lacy – Apollo XXI

 

 

その他

 

・今週ラジオで伸びた曲

☆Ed Sheeran feat. Chance the Rapper & PnB Rock – Cross Me

・Ed Sheeran & Justin Bieber – I Don’t Care

・Khalid – Talk

・Billie Eilish – bad guy

・DJ Khaled feat. SZA – Just Us 

 

・来週以降Hot 100に入るかもしれない?曲

 

・Naomi Scott – Speechless

Will Smith – Prince Ali

・Zayn & Zhavia Ward – A Whole New World

 今週アルバム6位に登場したアラジンのサウンドトラック。その収録曲が一部注目を集めています。

 

・Ozuna – Amor Genuino

 週の途中にリリースされた曲。リリース後すぐにApple Musicのトップ10まで到達。

 

 

・Hot 100圏外の曲のうち各サービスで最も人気のあった曲

🍎 Moneybagg Yo feat. Gunna - Dior (今週15位程度)

✅ Martin Garrix feat. Macklemore & Patrick Stump – Summer Days (今週31位)

🚩 Quando Rondo - Imperfect Flower (今週33位)

 

Apple Musicは週の最終日の順位を週間の“参考順位”としています(Apple Musicには週間チャートが無い)

Moneybagg YoのアルバムはApple Musicでは高い人気がありましたが、Spotifyではほとんど圏外でした。

 

 

関連 / 参考記事

 

ビルボードによる今週のHot 100 / アルバムチャート解説(記事を書くうえで参考にしています)

 

 

ビルボードスタッフが議論するシリーズ

 今週のテーマは……若い世代の台頭についてです。

 

質問項目は……

① 今週のトップ3は全て21歳以下のアーティストでした。若い世代の台頭について

② “bad guy”か”Talk”が”Old Town Road”から首位の座を奪う可能性はある?

③ 「2019年を代表する5人」はこの3人以外では誰?

④ 21歳以下のアーティストでそう遠くない未来にHot 100首位を獲得しそうなのは?

⑤ Lil Nas XのようにBillie EilishかKhalidが組んでヒットになりそうな42歳以上は?

 

 ②の項目で「新曲で”Old Town Road”から1位を奪えるのはRihanna、Drake、Adeleくらい」というスタッフがいて、私と同じことを言っていて面白かったです笑 ⑤ではBillie EilishとBjörkのコラボを推す声が2つありました。

 

 

*1:これはあくまで私の推測の域を出ないのですが、Hot 100のポイントでもYouTube分が足りていないような気がしなくもない……