こんばんは!なかなか語りどころの多い週でした!
◇今週のHot 100 ハイライト◇
・"Lose You to Love Me"が首位に浮上。Selena Gomezは初のHot 100 首位
・Kanye Westが9回目のアルバム一位。全曲がHot 100入り。"Follow God"は7位に登場
・リミックス効果でLizzoの"Good As Hell"がトップ10入り(6位)
・先週まで53週滞在の"Sunflower"が外れる
・今週のトップ10
△1◎ Selena Gomez – Lose You to Love Me 🚩
▽2 Lewis Capaldi – Someone You Loved
△3◎ Post Malone – Circles
▽4 Shawn Mendes & Camila Cabello – Señorita
▽5 Lizzo – Truth Hurts
△6◎ Lizzo – Good As Hell
☆7◎ Kanye West – Follow God 🍎✅
▽8 Chris Brown feat. Drake – No Guidance
▽9 Lil Nas X – Panini
▽10 Billie Eilish – bad guy
🍎=Apple Musicで1位、✅=Spotifyで1位、🚩=YouTubeで1位
◎ は先週と比べて曲のポイントが伸びていることを指す
1~100位までの順位表は↓
曲の個別解説
☆93 Luke Bryan – What She Wants Tonight
Luke Bryanの新曲が93位に登場。カントリー曲はよくラジオの上昇とともにHot 100に登場しますが、これはラジオの上昇というよりは、新曲リリースに伴うDLなどのポイントを主体としたエントリーです。とはいえ、1週目からラジオでも人気を集めています。
◇88 Joji – SLOW DANCING IN THE DARK
Jojiの”SLOW DANCING IN THE DARK”がHot 100に再登場。88位とピークを更新しています。滞在4週目。ストリーミングでのロングヒットによってリリースから1年経過した現在も上昇の兆しを見せています。このタイミングでラジオのオンエアが開始される可能性も?
この曲が収録されるアルバム”BALLADS 1”は今週アルバムチャートで滞在1周年を迎えています。(今週164位) リリース以降、1週を除いてアルバムチャート圏内に残り続けています。(クリスマスの週に、クリスマス系のアルバムに押し出されて外れた)
このアルバムは特にSpotifyでの人気が高めです。”SLOW DANCING IN THE DARK”は現在累計2.5億まで到達(世界合計で) 1億超えはこの曲だけではなく、”YEAH RIGHT”も1.6億再生まで到達しています。
このアルバムはシングルだけでなく収録曲全体の再生数も充実しており、収録曲の再生数の中央値は3800万程度。(参考:https://chartmasters.org/spotify-streaming-numbers-tool/)
※収録曲の再生数中央値はアルバムの人気を測るうえで良い指標になると考えています。 これをアルバムチャートに導入するのも面白いかなとも思っています。
例えば中央値の再生数×12をアルバムのセールスとする 12より曲数が少なければ減らす みたいなルール。このルールならば ①シングルだけが再生されているのに、アルバムの再生にカウントされるのはおかしい! ②曲数を増やせば増やすほど再生数も増えるのはセコい という現代のアルバムチャートを取り巻く2つの課題を解消できそうです。 欠点はInterludeなどを入れると不利になるので、それが作品の表現幅を狭める可能性があることですかね。
☆75 Roddy Ricch & Gunna – Start Wit Me
Roddy RicchとGunnaが組んだ“Start Wit Me”が75位に登場。プロデューサーはDaBabyのヒット曲(”Suge”、”BOP”など)を多く生み出したJestonMade。
ストリーミング人気が高く、AppleとYouTubeでトップ50入り。Spotifyでも63位で、どの媒体でも人気があります。
◇44 Michael Jackson – Thriller
ハロウィンのおなじみ!“Thriller”が今年もHot 100に再登場を果たしました。2013年以降、5回目の再登場です。
2013:42位 (はじめての“再”登場)
2014:35位
2015:45位
2016:登場せず
2017:登場せず
2018:31位
2019:44位
DLを多く稼いだほか、ストリーミングでも人気。Spotifyでは10/31当日に15位、Appleでは14位になりました。Appleでの順位の高さが若干意外でした。YouTubeでは「週間」のランキングで28位に入っています。
ちなみにSpotifyでは“Monster Mash”が”Thriller”よりも高い13位につけています。他にも多くのハロウィン関連の曲がストリーミングで人気を得ましたが、DLが”Thriller”ほどにはならないので、Hot 100再登場とはなりませんでした。
今年はRihannaの“Disturbia”がSpotifyの(USでの)ピークを更新するなど躍進を果たしています。ビデオがホラー調のため、ハロウィン曲とみなされているようです。
※ハロウィンとクリスマス
クリスマスは12/25まで長い期間をかけてクリスマス曲が再生され、12/26になると一気に潮が引きますが、ハロウィンは「その後」も少し粘ります。Spotifyでの“Thriller”の順位を観察すると、去年も今年もハロウィンの翌日>前日でした。
今年はハロウィンが入る週の集計機関が10/25~10/31でした。つまり「その後」のぶんはカウントされません。一方昨年は10/26~11/1で翌日もカウントに入ります。去年と今年の“Thriller”の順位差はこれが理由では?と考えています。
▽10 Billie Eilish – bad guy
上位に新顔が多く登場したものの、トップ10に残った“bad guy”。これで30週目のトップ10滞在を迎えています。これは歴代で8位タイの長さで、Halseyの”Without Me”を抜いて女性(メイン)の曲としては最長です。
33週:Shape of You, Girls Like You, Sunflower
32週:How Do I Live, Closer, SICKO MODE
31週:Uptown Funk!
30週:Smooth, bad guy
29週:Party Rock Anthem, Without Me
上記のリストを眺めていると、最近の曲が際立ちます。最近の曲が上位に長く残るようになったのには主に2つ理由があると考えています。
・ラジオとストリーミングのズレ
ストリーミングの隆盛とともに、ラジオと人気の曲が異なるようになってきました。(例:昨年のSpotify週間1位はすべてラジオで1位になっていない) その結果、ラジオとストリーミングの人気を長い期間両立させる曲が減少し、逆に両立できる曲は無類の強さを誇るようになった、ということです。
また期間的なズレも存在します。リリース直後はストリーミングのポイントを中心にランクインするも、そのうちラジオも浮上し、ポイントが徐々にラジオに移行していく……のような形です。これは“SICKO MODE”や”bad guy”が当てはまります。ラジオでかかり始めるのが遅い曲のみにこの「ズレ」は発生します。
・セールスと違ってストリーミングは「再生可能」
基本的に2回はしないDLと比べて、ストリーミングは2回目以降もカウントされるので、人気さえ持続すれば数字がキープしやすいということです。ちなみに人気が持続しやすい順にSpotify ≧ YouTube > Appleな印象です。
“bad guy”はアルバムと共にリリースされ、主にストリーミング人気によって初週からトップ10に登場。そしてすぐにはラジオでオンエアが始まらなかったため、そのぶんピークが分散し結果的にロングヒットとなりました。現在もラジオ、ストリーミングとバランスよくポイントを手に入れています。
来週は“Follow God”がおそらく大きく下降し、トップ10の椅子がひとつ空きますが、現在ラジオで急浮上中の”Memories”(11位)や”10, 000 Hours”(12位) そしてリミックス+ビデオで勢いづく”Hot”などライバルもいるので、”bad guy”が来週もトップ10に残るかは微妙です。
☆7 Kanye West – Follow God
Kanye Westが9回目のアルバム1位を記録!これまでのスタジオアルバムはすべて2位か1位になっています。
1位:The Late Registration (2005) Graduation (2007) 808’s & Heartbreak (2008) My Beautiful Dark Twisted Fantasy (2010) Watch The Throne (& Jay-Z 2011) Yeezus (2013) The Life Of Pablo (2016) ye (2018) Jesus Is King (2019)
2位:College Dropout (2004) KIDS SEE GHOSTS (& Kid Cudi 2018)
ビルボードはこれを「9作連続アルバム1位デビュー エミネムと並ぶ最長タイ」としています。昨年2位だった”KIDS SEE GHOSTS”は名義がKanyeではなくKids See Ghosts名義なので、これは除外という判断なのでしょうが、“Watch the Throne”はカウントされて”KIDS SEE GHOSTS”は除外というのはどこか釈然としないので、あまり連続であることは意識しないほうが良いと感じました。
このアルバムは内容の宗教性が認められ、Christian Albums、Gospel Albumsというチャートでも1位になっています。
総合売上は26.4万、純セールスは10.9万。一部グッズのバンドルでセールスを稼ぎました。ストリーミングでは15.1万、シングルDLは0.3万相当でした。
そのストリーミング人気から全曲がHot 100に登場。このアルバムでの1.969億再生はKanye Westのキャリア最大の数字でした。(ただし7曲の”ye” = 1.801億再生に曲ごとのアベレージでは下回る)
63 Jesus Is Lord
60 Hands On /ft. Fred Hammond
51 Water /ft. Ant Clemons
45 Every Hour /ft. Sunday Service Choir
37 Use This Gospel /ft. Clipse & Kenny G
36 God Is
33 Everything We Need /ft. Ty Dolla $ign & Ant Clemons
23 On God
19 Selah
17 Closed On Sunday
7 Follow God
これで彼はHot 100エントリー総数を107まで伸ばし、Nicki Minajなどを抜いて歴代5位まで浮上しています。(彼より多いのはGlee Cast、Drake、Lil Wayne、Elvis Presley)
このアルバムの客演で登場しているFred Hammond、Ant Clemons、Sunday Servis ChoirはHot 100初登場です。(ただし普段活動しているアーティストではなく、Sunday~はこの曲限定の名義かと思われます)
また“Use This Gospel”に参加している2人(組)は久々のHot 100入り。Pusha TとNo Maliceによるユニット、The Clipseは2003年以来の登場。サックス奏者Kenny Gは2000年以来。
Kenny Gは1980年代、1990年代、2000年代、2010年代と4つのディケイド(10年代)連続でトップ40ヒットを成し遂げています。(これを他に成し遂げているのはMichael Jackson、Madonna、U2、Al Yankovic*1)
このアルバムはリリース直後にApple Music、Spotifyで上位を独占。またシングルで再生される傾向の強いYouTubeでも一部曲がランキング入りしています。(どの曲もビデオは無い)
ただしアルバムという単位が強固で、シングル単体での再生がしづらいせいか、再生数を落としてきているので、2週目以降はHot 100で順位を落としそうです。(一応“Follow God”がシングル?)
※サービスごとにアルバム志向の強さを比較すると……
Apple > Spotify >>>>> YouTube >> Pandora ≧ Amazon
と感じます。AmazonはAppleやSpotifyのようなタイプのサービスですが、なぜか全くといってよいほどアルバム単位での再生がされません。Amazonのついでに契約したライトなリスナーが多いのでしょうか。(それかアレクサ○○かけての再生数が多いのか……?)
△6 Lizzo – Good As Hell
Lizzoの“Good As Hell”がAriana Grandeリミックス効果で6位まで浮上!”Truth Hurts”に次いで2回目のトップ10入りを果たしました。
3週連続でラジオの伸び幅が最大。このラジオの好調がここ数週の好調を支えています。このリミックスとラジオによる追い上げで、残り2週か3週の年間チャートにもギリギリ滑り込めるかも?
(残り2週か3週 と曖昧なのは昨年1月にチャートの日付訂正が入り、昨年のぶん1週間集計がズレたから。これが今年も継続なのかが不明なので)
Apple、Spotifyのいずれもリミックスが原曲を上回る人気で、今後頼りになりそうです。(しかしビルボードではfeat.などの表記がされていない) 人気がリミックスのほうに移行したため、原曲のほうはストリーミング再生数を落としています。(リストもリミックスの方に切り替わっている)
2週前まで1位だった“Truth Hurts”はシングルの役目を終えた感があり、今週2位→5位と順位を落としています。ラジオの再生数がかなり落ちています。
▽2 Lewis Capaldi – Someone You Loved
Hot 100では首位の座を失った“Someone You Loved”ですが、今週ラジオの再生数で1位に。先週比でやや再生数を落としたものの、先週ラジオ1位だった”Truth Hurts”のほうが数字を大きく落としたため、ラジオ1位に輝きました。
Hot 100で首位を獲得したイギリス人*2は彼だけですが、ラジオで1位になったイギリス人は今年3人います。(”I Don’t Care”でのEd Sheeran、“Dancing With A Stranger”でのSam Smith と彼)
ラジオ再生数が落ち始めたので、これからは曲の総合ポイントも徐々に落ちていくと思われます。先週ピークのタイミングで1位を獲得できたのはラッキーでした。
とはいえ、今週1位の”Lose You to Love Me”が来週ポイントを大きく落とすと思うので、棚ぼたで再び1位に返り咲くかもしれません。(ただし今週3位で上り調子の”Circles”が首位になる可能性のほうが高そう)
△1 Selena Gomez – Lose You to Love Me
“Lose You to Love Me”が首位に浮上!Selena Gomezにとってキャリア初のHot 100首位です!先週はリリースから2日分しか集計に入りませんでしたが、7日分フルに集計された今週、見事1位を獲得しました。
フルになって特に伸びたのはストリーミング。Appleで3位、Spotifyで2位。そしてYouTubeでは1位になりました。ラップ以外が(USの)YouTube1位に立つのは2月の”break up with your girlfriend, i’m bored”以来のことです。
DLも先週に引き続き1位です。この2つで抜群の数字を残したことにより、初の1位獲得を成し遂げました。特にストリーミングでの数字は予想以上でした。
ラジオでもそれなりにポイントを伸ばしていますが、Hot 100順位を大きく左右するような水準ではありません。
しかし来週はDLもストリーミングもおそらく今週ほどの規模ではなくなるので、首位をキープできるかは微妙です。
来週の1位争いは “Circles” > “Lose You to Love Me” > “Someone You Loved” の順に有力だと思います。あとサプライズで“Hot”ですかね。
この曲とほぼ同時にリリースされた“Look At Her Now”も同様に大きな注目を集め、Hot 100の27位に登場しています。ラジオでのシングルにはなっていませんが、SpotifyとAppleのヒットプレイリストには入っています。
×× Bad Bunny & Tainy – Callaita
Bad Bunnyの”Callaita”が「満期」を迎えてチャートから外れました。ピークは52位、滞在20週でした。ラテン曲は低いピークで長く滞在する傾向があり、20週で滞在が終わる曲が多いです。(21週目以降は51位以下だと外れる。 ラテン曲は長くヒットするが、50位以上にはあまり行かない)
Bad BunnyとプロデューサーのTainyによる曲で、歌うのはBad Bunny一人のみです。ラテン(ラテンアーバン)のシングルは、途中で大所帯のリミックスを追加して「再ブースト」をかけるか、最初から大所帯かのどちらかの場合が多いので、リミックスも無く少人数のこの曲は少し珍しく感じました。
それでも20週までHot 100に残るヒットになり、Bad Bunnyの人気ぶりを感じます。この曲は各ストリーミングで満遍なく人気でした。(YouTubeでは現在も46位と比較的上位)
もう一つパナマ出身シンガーSechによる”Otro Trago”もチャートを後に。ピークは34位、滞在は20週です。この曲はラテン圏で大旋風を起こし、複数国でSpotifyの再生数記録を更新していました。
この曲は途中にNicky Jam、Ozuna、Anuel AAが参加する豪華リミックスを追加。これがリリースされたタイミングでピークを迎えています。
×× Normani – Motivation
Normaniの“Motivation”が今週チャートから外れました。ピークは33位、滞在10週と短命でした。スタート時の調子が良く、また評判が良かっただけに意外な結末です。
少しずつ落ちていくストリーミングをラジオの上昇で補っていましたが、そのラジオ再生が一気に減少したため、大きく順位を落としました。(先週75位からの圏外)
この週に新たに21 Savageのリミックスも追加されたのですが、その増加分よりもラジオの減少のダメージのほうが大きかったです。(あまりリミックスはヒットしていない)
この曲はAriana Grandeがソングライトしたことも注目を集めました。その彼女も今週”Boyfriend”が短期滞在でHot 100から外れています。(ピーク8位 滞在12週)
昨年から今年にかけて短スパンで曲を多くリリースし大成功しましたが、この曲の動向から常に短スパンリリースが正解とも限らず、状況が見極めるのが大切だと考えました。
×× Blanco Brown – The Git Up
ネクストOld Town Roadとして期待されていた*3“The Git Up”が満期。ピーク14位、滞在20週でチャートを後に。最初は勢いよく上位に進出したものの、トップ10までは手が届きませんでした。
このタイプの曲としては珍しく、4ヶ月程度iTunesのトップ10に居座り続けるなど“The Git Up”はDLの数字が際立っていました。iTunesで首位に立った瞬間もあります。(2位だった期間も長い)
一方、ストリーミングの数字はDLと比べると微妙でした。Appleでは最高30位程度、Spotifyでは最高36位とトップ10には手が届かず。
一方、YouTubeでは最高10位に到達しています。音源、ビデオ、ダンス練習動画と3種類の動画がすべて一定の再生数を得ているのが特徴的です。
ラジオではポップ、アダルトポップ、リズミック、カントリーと複数の系統でオンエアされていたのですが、どの系統でも30位程度までしか到達せず、どの系統でも本格的な人気を得ませんでした。
この曲のヒットについて考えていたらかなり長くなったので、後で個別記事にします。
×× Post Malone – Wow.
Post Maloneの”Wow.”がチャートから外れました。ピーク2位、滞在44週とロングヒットでした。
まずはストリーミングで人気を得て上位入りした後、ラジオでも再生数が増加。長い期間上位入りを果たします。ラジオのポイントが減少してくると、Hot 100の順位も落ちていきましたが、アルバムリリース時に再浮上を果たしました。初期ストリーミング → ラジオ → アルバムと3つの「山」でポイントを稼いでいました。
このロングヒットから、年間チャートで4位か5位に入る規模の特大ヒットになりました。彼は昨年”rockstar”と”Psycho”と2曲が年間チャートでトップ10入りを果たしましたが、今年も“Sunflower”と”Wow.”の2曲が年間チャートトップ10入り確実です。
この“Wow.”最近のシングルではかなりラップ寄りの1曲で、“Hollywood’s Bleeding”の中ではアーバン系ラジオで最もオンエアされた曲です。(10位まで到達。もう1つ”Enemies”もこの系統でオンエアが始まっているが、まだチャート入りしていない模様)
また先週まで驚異的な粘りを見せていた“Sunflower”も今週チャートから外れました。ピークは1位、滞在は53週です。上位にKanye曲が複数登場したことによる影響を受けました。
今週チャートから外れた曲 (16曲)
【先週の順位、アーティスト名、曲名、🗻ピーク順位、⏰チャート滞在週数】
100 DJ Khaled feat. Cardi B & 21 Savage – Wish Wish (🗻19位 /⏰15週)
99 Ariana Grande & Social House – Boyfriend (🗻8位 /⏰12週)
98 Frank Ocean – DHL (🗻98位 /⏰1週)
96 DaBaby feat. Lil Baby & Moneybagg Yo – TOES (🗻28位 /⏰4週)
95 Summer Walker feat. Jhené Aiko – I’ll Kill You (🗻61位 /⏰3週)
92 YoungBoy Never Broke Again – Carter Son (🗻62位 /⏰2週)
89 Bad Bunny & Tainy – Callaita (🗻52位 /⏰20週)
86 YoungBoy Never Broke Again – In Control (🗻73位 /⏰2週)
82 Sech, Darell, Nicky Jam, Ozuna & Anuel AA – Otro Trago (🗻34位 /⏰20週)
79 YoungBoy Never Broke Again – Rich As Hell (🗻79位 /⏰2週)
76 BTS feat. Lauv – Make It Right (🗻76位 /⏰2週)
75 Normani - Motivation (🗻33位 /⏰10週)
70 Moneybagg Yo & Megan Thee Stallion – All Dat (🗻70位 /⏰2週)
53 Blanco Brown – The Git Up (🗻14位 /⏰20週)
46 Post Malone – Wow. (🗻2位 /⏰44週)
21 Post Malone & Swae Lee – Sunflower (🗻1位 /⏰53週)
・アルバムチャート(Billboard 200)に新登場した作品
1 Kanye West – JESUS IS KING 👕
3 Rex Orange County – Pony 🎫👕
9 Old Dominion – Old Dominion
32 Jackson Wang – Mirrors
44 Walk Off the Earth – HERE WE GO!
46 Neily Young / Crazy Horse – Colorado
57 Van Morrison – Three Chords & The Truth
67 Pentatonix – The Best Of Pentatonix Christmas
74 Grace Potter – Daylight
77 Harry Connick, Jr. – True Love: A Celebration Of Cole Porter
78 Bad Wolves – N.A.T.I.O.N.
79 Lunay – Epico
85 Various Artists – NOW 72
92 Gryffin – Gravity
115 Desert Sesssions – Desert Sessions 11 & 12
120 Future – Monster
127 Ringo Starr – What’s My Name
141 Bruce Springsteen – Western Stars: Songs From The Film
152 Cigarettes After Sex – Cry
160 Tank – Elevation
171 Saint Asonia – Flawed Design
188 Lucki – Days B4 III
アルバム3位はUKのシンガー、Rex Orange Country。主なポイント源はツアーチケットやグッズと絡めたバンドルによるセールスですが、ストリーミングでも健闘しています。(総合7.0万 セールス5.6万) Spotifyでは収録曲の半分以上がデイリーのランキング圏内に入っていました。
◇アルバムチャート長期滞在
1周年:Joji – BALLADS 1 (今週146位)
1周年:BTS – Love Yourself: Answer (今週165位)
1周年:Metro Boomin – Not All Heroes Wear Capes (今週172位)
150週目:Kanye West – Graduation (今週154位)
・今週ラジオで伸びた曲
☆Lizzo – Good As Hell
・Dan + Shay & Justin Bieber – 10,000 Hours
・Selena Gomez – Lose You to Love Me
・SHAED – Trampoline
・Post Malone - Circles
・来週以降Hot 100に入るかもしれない?曲
・Arizona Zervas – ROXANNE
TikTok発とされるヒット。現在Spotify、Appleの両方でトップ5に入るなどストリーミングで爆発的な人気。来週一気にトップ40以上で登場する可能性もあります。2~3週間後にはトップ10まで届く可能性も?
・Hot 100圏外の曲のうち各サービスで最も人気のあった曲
🍎 Arizona Zervas - ROXANNE (今週24位程度)
✅ Lil Mosey feat. Gunna – Stuck In A Dream (今週36位)
🚩 Gucci Mane feat. London On Da Track & Kodak Black – Big Boy Diamonds (今週8位)
※Apple Musicは週の最終日の順位を週間の“参考順位”としています(Apple Musicには週間チャートが無い)
関連 / 参考記事
・ビルボードによる今週のHot 100 / アルバムチャート解説(記事を書くうえで参考にしています)
Selena Gomez Scores First No. 1 on Billboard Hot 100 With 'Lose You to Love Me' | Billboard
・各指標の順位
・Spotify:https://spotifycharts.com/regional/us/weekly/2019-10-25--2019-11-01
・Apple Music:【魚拓】Top 100: USA on Apple Music
・YouTube:https://charts.youtube.com/charts/TopSongs/us/20191025-20191031
・ラジオなど:https://kworb.net/