こんばんは。11月のUSビルボードチャートを7のポイントで見ていきます!*1
あと、そろそろ年間チャートの時期です。年間チャートが発表されたら、それについての記事も出す予定です。
- 1 Ariana Grandeの成績をどう捉える?
- 2 アーティスト力を示す?初動で見るトップ10
- 3 曲の力を示す?ラジオヒットとトップ10 + 今後のトップ10
- 4 そこそこ盛り上がる?アルバムチャート
- 5 クリスマス?
- 6 投げ銭式によるインディー系アクトのHot 100入り
- 7 その他の短評
- 今月のデータ
- 参照リンク
1 Ariana Grandeの成績をどう捉える?
今月最大のテーマはAriana Grandeの新譜。先行シングル”positions”はHot 100で首位を獲得することに成功。その次週にリリースされたアルバムも1位を獲得し、しっかりノルマは達成しました。しかし、これが期待に沿った結果だったか?は微妙なところです。
まずはアルバム1位を獲得するも、売上は前作の半分以下だったという点です。内訳を見ると以下の通りです。純セールス、ストリーミングともに前作ほどではないです
・Yours Truly (2013) 総合:13.8万
・My Everything (2014) 総合:16.9万
・Dangerous Woman (2016) 総合:17.5万 純セールス:12.9万
・Sweetener (2018) 総合:23.1万 純セールス:12.7万
・thank u, next (2019) 総合:36.0万 純セールス:11.6万
・positions (2020) 総合:17.4万 純セールス:4.2万
※“Dangerous Woman”以外はアルバム1位を獲得
※現行アルバムチャートは純セールス+ストリーミング+シングルDLで構成されていますが、シングルDLの数字は低いため、純セールス以外の総合売上はほとんどストリーミングから来ていると考えて良いです。
※ただし2016年の段階では、まだDLが大きいので、シングルDLも一定の数字があったと推測されます。*2
“positions”の収録曲は、前作と同様に全曲Hot 100入りしましたが、順位は落としています。前作は11曲がトップ40入りしましたが、今回は5曲。また、初週は1位だった”positions”も、アルバムの週にはラジオヒットの“Mood”に抜かされてHot 100の首位を明け渡しました。前作ではアルバム週に1位~3位を独占していたことを考えると、チャートの制圧度が大幅に下がっていることが分かります。
たしかに前作よりは数字を落としていますが、それ以外の作品とはあまり変わらないことを考えると、むしろ前作が特別な「確変」だったというイメージでしょうか。また、純セールスの変化に関しては、ビルボードがマーチの集計方法を変更したこと関係しているのかもしれません。
ほか高いストリーミングの数字をもとに、決して難易度が低くない全収録曲Hot 100入りを2作連続で成し遂げた、という快挙も見逃せません。リリース週にすぐさまアルバムに飛びつく、という習慣はどちらかというとラップのリスナーに強く見られる現象なので、ポップアクトのAriana Grandeが成し遂げることにも意義がある記録なような気がします。ストリーミング時代に、ポップアルバムで全曲Hot 100入りを果たしたのはAriana Grande2回、Taylor Swift2回のみです。(ただしデラックス版の曲を除くと、Justin BieberとEd Sheeranもこれに当てはまる)
また、その後にも好材料が見られます。全曲がHot 100入りするようなアルバムでも、その後は勢いを保てず順位をガンガン落としてしまうのが一般的です。Ariana Grandeの今作も多くの非シングルはそのルートですが、唯一”pov”はTikTokの効果等でHot 100中位に残留。ストリーミングでも好調を保ち、ラジオシングルには認定されていないものの、シングルのような立ち位置を確保しています。
また、ラジオシングルの”positons”や”34+35”も悪くはない成績をキープしています。
2 アーティスト力を示す?初動で見るトップ10
今月のシングルトップ10を見ていきます。まずはリリース直後からトップ10に登場した曲についてです。9月号の「ヒットの4メトリクス」で詳しく書きましたが、リリース直後は曲としての評価が確立されていないため、アーティストへの期待度が曲のヒット度によく反映されやすいです。*3
そのため、仮に次週以降で順位を落としてしまったとしても、上位デビューを果たしていれば、「アーティストとしてのパワー」はあり、それ以降のヒットにも再現性があると評価できるのです。
・Luke Combs – Forever After All
ここ数年、存在感を示すカントリーシンガーが初のトップ10入り。Ariana Grandeの”positions”と接戦を繰り広げ2位デビュー。つまり、この強力なライバルがいなければHot 100首位を獲得できたということです。Apple Musicやダウンロードでは”positions”の成績を上回り、Rolling Stoneチャートでは首位を獲得しています。ただラジオやYouTube等、RSチャートには無い要素では”positions”が有利だったため、Hot 100ではそっちが首位に立ちました。
彼はこの週に前アルバムのデラックス版をリリースし、アルバムチャートで1位返り咲きも果たしています。この効果で計6曲がHot 100に入っています。
Luke Combsの他のカントリーアーティストとの違いは、Spotify・Appleでも人気があること、そしてアーティスト単位で曲が聞かれていることだと思います。
現在カントリー曲は、ストリーミングのサービスごとでの偏りが見られます。Amazon MusicやPandoraでは人気があるものの、Spotify・Appleでの存在感は非常に薄いです。しかし彼はカントリーとあまり縁のないフィールド=Spotify・Appleでも常に存在感を示しています。
また、カントリー曲はラジオとストリーミングで似たような曲が同時にヒットする傾向にあります。他ジャンルはそれぞれ独自の選曲眼を持っており、ラジオとストリーミングの人気曲が大きく異なることも多いですが、カントリーはそうでもないです。これは「カントリーというジャンルを聞く」という習慣が強いことが理由だと推測しています。
しかしLuke Combsはアーティストとしても人気があり、現在「カントリー・ヒット」のラインに乗らない過去曲も含めて、ストリーミングのランキングに名を連ねています。
この2つの説明はMorgan Wallenにも当てはまります。この2人が他のカントリーシンガーとどこが違い、なぜここまで評価されるのか?という点は正直分かりづらいですが、もう少しメディア等に注目されても良い存在とは考えています。
・Bad Bunny & Jhay Cortez - Dakiti
ラテン・アーバンのトップスターBad Bunny。数ある英語アルバムを押しのけて「今年Spotifyで最も再生されたアルバム」の立ち位置を守る彼の新曲。
彼はCardi B、Drake等の既存の英語圏スターとのコラボでトップ10を記録してきましたが、今回は彼が「引っ張る」側。彼のスターパワーによって、Jhay Cortezを初のトップ10へ導きました。
この曲はデビュー週の次も調子を維持。2週目に9位→8位と順位を上げたのですが、トップ10にデビューした曲が2週目に順位を上げるのは今年初のことでした。(昨年の“Circles”以来)
・Billie Eilish – Therefore I Am
Billie Eilishの新曲“Therefore I Am”が2位にランクイン。チャートでは「先週からの急浮上」ということになっていますが、これはリリース時期が少しだけ先週に入って起きたもので、実質的なリリース週で2位に登場したと捉えて良いでしょう。
彼女にとって4曲目のトップ10で、昨年に1位を獲得した”bad guy”に次ぐ順位。”bad guy”は初週7位スタートだったため、初動の勢いで見ると過去シングルで最大ということになります。
“dont smile at me”期のバイブスを感じるこの曲はTikTokでも人気。Tokboardの直近のデータ*4では2位、9位、53位にこの曲がランクインしています。
3 曲の力を示す?ラジオヒットとトップ10 + 今後のトップ10
次に曲としての評価が伺える、「上昇したトップ10」 = 主にラジオヒットについて見ていきます。
・24kGoldn feat. iann dior – Mood
ラジオヒットがそのままHot 100の首位になるというパターン。ストリーミングで出た芽を見逃さず、素早くラジオに移行できたことがHot 100首位獲りの要因だと思います。イギリス、ドイツでは先に1位も獲得していたグローバルヒット曲。
“positions”がリリースされた初週以外は今月中1位を確保。ラジオで好調を維持しているほか、途中にはJustin Bieber、J Balvin参加のリミックスもリリースし、首位の座を固めています。
ラジオでの人気は際立ち、ポップ系ラジオでは「スピン数」が2017年の“Shape of You”以降で最大の数字を記録したようです。ただ、Hot 100でのポイントの基準となるのは、スピン数ではなくオーディエンスの数。さらにその計測法も変化しているため、Hot 100でのポイント数が2017年以降で最大かどうかは別の話です。
・The Weeknd – Blinding Lights
未曾有のラジオのロングヒットは続き、Hot 100上位に残り続ける。今月はトップ10滞在の最長記録を更新(40週目)
この曲はこのように特大のヒットを飛ばしながらも、グラミーのノミネートで無視されたことが話題に。Spotifyの最大手プレイリスト、Today’s Top Hitsはこの動向を受けて、この曲をリストに再登場させました。(およそ2ヶ月ぶり)
また、ChartDataの以下のツイートは今年このアカウントで2番目のいいね数を集めました。
The Weeknd received zero nominations for the 2021 #GRAMMYs. His "Blinding Lights" is the biggest chart hit of the year.
— chart data (@chartdata) 2020年11月24日
リプ欄に登場するTinashe
🗑 🗑 🗑 🗑
— TINASHE (@Tinashe) 2020年11月24日
※今年いいねが1番多いのは、BTSがはじめてグラミーにノミネートされたことを伝えるツイート
・Gabby Barrett – I Hope
粘りのラジオヒットで、46週目にして3位まで浮上。これ以上順位を伸ばすのはさすがに厳しいかもしれませんが、上位にはこれからも残りそう。
上記の“Blinding Lights”と共に、Hot 100長期滞在記録の更新も期待できそうな1曲。(26位/53週ルールが適用されて以降の最長記録は”Circles”の60週)
・Pop Smoke feat. Lil Baby & DaBaby – For the Night
この曲がリリースされた7月以来のトップ10入りを達成。リリース以降、ストリーミングで高い人気を保ち続け、最近はそこにラジオのオンエア数が加わったことによりトップ10返り咲きを果たしました。このようなタイプの曲は、ラジオでオンエアが始まる頃にはストリーミングが落ちており、当初ほどHot 100での順位が期待できない事も多いですが、この曲はラジオのオンエアまでストリーミング数を維持していた点がすごいです。
・Justin Bieber feat. Chance the Rapper – Holy
好調を維持。トップ10に定着し始め、“Yummy”ではなく”Intentions”コースに。“Yummy”は尻すぼみでしたが、彼はその後のシングルで調子を取り戻している印象。
・Ava Max – Kings & Queens (※来月以降のトップ10候補)
直近の週で13位。ラジオでの躍進が続き、ラジオ3位・ポップ系2位まで浮上。“Sweet but Psycho”のピークはラジオ3位、ポップ系3位だったため、それと同等以上のラジオヒットになっています。
あともう少しラジオを伸ばせば、トップ10まで手が届きそうですが、ピークがクリスマスと重なりそうな点が懸念材料。昨年はクリスマス曲がトップ10に複数入り、現行ヒットをトップ10から弾き出しました。(昨年はピークがクリスマス中だったDaBabyの“BOP”がこの影響でトップ10入りを逃す)
4 そこそこ盛り上がる?アルバムチャート
10万超えの作品が5つ、それなりに盛り上がりました。4週目には同時に3つのアルバムが10万を超えました。
オーストラリアの大御所ロックバンド、AC/DCがこの週の1位。総合売上11.7万のうち、11.1万が純セールス。6年ぶりのリリースでしたが、安定したファンベースを保っていることが伺えます。ただ一方ストリーミングの数字は低め。Spotifyでは6億再生超えの曲が3つ("Back In Black", "Highway to Hell", "Thunderstruck")ある等、定評を確立する過去曲は多いだけに、ここまでストリーミングで注目度が低いのは少々意外でした。
次点はFutureとLil Uzi Vertのコラボ作。ストリーミングで高い人気を得て10曲がHot 100入り。しかし2週目からは収録曲が軒並みストリーミングで順位を落とし始め、シングルヒット等の望みは薄いです。
3位はChris Stapleton。Luke CombsやMorgan Wallen程ではないものの、彼も「アーティスト」としての存在感を示すカントリーシンガーの一人です。批評方面からの評価も高めで、アルバムからは他のカントリーとはひと味違った雰囲気が感じ取られます。
その他の注目点。オーストラリア出身のラッパー、The Kid LAROIは7月のアルバムのデラックス版が好評。元のリリース時よりも高いアルバム3位にランクインしました。Hot 100にも4曲がエントリー。USで活躍するラッパーは専ら北米出身ですが、オーストラリア出身の彼がどこまでUSに食い込むかは見もの。
もう一つの注目はSam Smith。過去2作は2位・1位と推移してきましたが、今回は5位止まり。ブレイク以降高い注目度を集めてきましたが、今回のアルバムの成績を見る限り、以前よりもアーティストとしての影が少し薄くなってきたことは否めません。
5 クリスマス?
最終週にはクリスマス曲が登場。昨年の同時期と比べると以下の通り。
2019年
11/23:1曲(39位) 11/30:1曲(31位)
2020年
11/21:0曲 11/28:2曲(29位、43位)
“All I Want~”の登場は昨年よりも1週遅かったものの、直近の週では昨年を上回る成績。この調子だと例年通りチャートを大きくかき回しそうですが、現行ヒットのチャート入りを妨げてしまうという点は気になるところではあります。来月以降は、否が応でも注目のテーマになります。
6 投げ銭式によるインディー系アクトのHot 100入り
興味深かったのはPhoebe BridgersとMaggie Rogersによる、Goo Goo Dolls - ”Iris”のカバー。この曲はBandcampで1日限定販売を投げ銭方式で行い、そのセールスによりHot 100入りを果たしました。両者とも初のHot 100入り。
この曲は3.8万のセールスを記録し、この週のDL1位に。3.8万は今年のDL1位の中央値よりも高い数字です。
現在セールスの平均値は低いものの、Hot 100が依然としてセールスのポイントを重くしているため、局地的な注目でもセールスを集められればHot 100で好成績が期待できます。(参照:先月の【その販売戦略の今後?】)
これを意図的に活用したのはHot 100で首位を狙う販売戦略の数々で、今年1位が頻繁に入れ替わる要因にもなりました。
今回のヒットはこれらと違い、必ずしもHot 100を意識したものではないと思われますが、ファンへの求心力が高いインディー系アクトのこのような販売法による初のHot 100入りは再現性のある手法だと感じました。(ビルボードがセールスのレートをいじらない限り)
まあ、このようなアクトが「Hot 100入り」にブランド性を感じるかは微妙ですがね。
7 その他の短評
・DaBaby – PRACTICE
・CJ – Whoopty
・DJ Chose & BeatKing – THICK
今月のTikTok枠(と思しき)Hot 100エントリーたち。
・Joel Corry feat. MNEK – Head & Heart
ヨーロッパ系ダンスヒットがポップ系ラジオのオンエアでHot 100入りする、というよく見られるパターン。ラジオの選曲者はヨーロッパのヒットをよく観察しているようで、時間差はありますが、次第にラジオのオンエアを得る印象。
・Harry Styles – Golden
シングルカットが上手く決まりづらい現代に、華麗なシングルカットを“Watermelon Sugar”で決めたHarry Styles。今回のシングルカットも、カット直後にHot 100再登場を成し遂げました。ただ過去シングルほどの勢いはまだありません。
・BLACKPINK & Selena Gomez – Ice Cream
8週でHot 100から去る。BLACKPINKにとっては最長の滞在となりましたが、ロングヒットとは言い難い成績です。ラジオのオンエアがすぐに終わってしまったことが痛かったでしょうか。
彼女らでもう一つ気になるのは“Bet You Wanna”の運用法。10/28にシングル化が発表されるものの、11/10にはレーベルが「それを保留する」とし、以降オンエアされていません。
Per label, promotion now on hold ... https://t.co/mdHzDxS4ot
— Gary Trust (@gthot20) 2020年11月9日
なぜ保留したのか?も気になる所ですが、個人的に興味深かったのは、レーベル側がこんなにラジオのオンエアをコントロールできるのか、という点です。
シングルも非シングルも区別なくアクセスできる現代では特に、シングルを指定しないとラジオでかかる曲がバラバラになる可能性があるので、シングルの「指定」 = “Officially Impacted”まではまだ分かるのですが、「保留」 = “On Hold”まで出来てしまうと、ラジオはレーベル側のコントロールによって動いているのかという印象です。
ラジオの賄賂を批判するような記事が上がることもありますが、このレーベルによる”Officially Impacted”や”On Hold”も、「ラジオの選曲をレーベルがコントロールしすぎている」という点では似通ったものを感じます。個人的に、もう少し「独立した」選曲をするラジオが増えたら面白いとは考えています。
・Taylor Swift – cardigan
1位登場から、14週の滞在でチャートから外れる。アルバムでは大きなインパクトを残しましたが、シングルではうまく行かず。ただ現在アーティストへの注目が重要な指標となり、そしてアルバムとシングルの境目が曖昧になってきた現在において、このようにシングルヒットよりもアルバムという単位に重点を置く戦略は、個人的に支持しています。
・Fleetwood Mac – Dreams
1976年の曲の異例の再登場の旅は4週で終える。
Bohemian Rhapsody(2018):33位→40→50位
Dreams(2020):21位→12位→21位→33位
とシングル単位で見ると、Queen以上のインパクトを残しました。(アルバムチャートではQueenの方が高かったですが)
・Dua Lipa – Don’t Start Now
・Dua Lipa – Break My Heart
シングルヒットを安定して連発。US外のシンガーとしてはかなりの成績だった、前作のシングル郡をさらに上回る成績を残してチャートを外れました。
New Rules:(🗻6位 /⏰48週)
IDGAF:(🗻49位 /⏰23週)
Don’t Start Now:(🗻13位 /⏰32週)
Break My Heart:(🗻2位 /⏰52週)
ヒット面だけではなく、批評方面からの評価もすこぶる高いため、この2曲が収録される“Future Nostalgia”は既に2020年代を代表する名盤の有力候補といえる存在だと思います。
・Lil Nas X – HOLIDAY
初週トップ40と良いスタートを切る。初日は鈍い反応だったものの、週の後半にかけて注目度が上がるという珍しいチャートアクションを見せました。
様々な戦略を駆使して曲をヒットさせてきた実績を持つ彼だけに、今後どのように調子を上げてくるかは見ものです。
・Post Malone – Circles
ラジオの粘り等により、異例のロングヒットに。60週の滞在は26位/53週ルール以降では最長の滞在です。(次点は"Shape of You"の59週。ただし以前からこのルールがあったと仮定すると、2013年-2014年の"Radioactive"は69週残っていたことになる)
外れる直近の週が18位だったため、いきなり外れたのは少し意外でした。
今月のデータ
主に外れた曲
11/7
80 Marshmello & Demi Lovato – OK Not To Be OK (🗻36位 /⏰6週)
82 21 Savage & Metro Boomin – Glock In My Lap (🗻19位 /⏰3週)
84 BLACKPINK & Selena Gomez – Ice Cream (🗻13位 /⏰8週)
86 Juice WRLD & The Weeknd – Smile (🗻8位 /⏰10週)
87 Topic & A7S – Breaking Me (🗻53位 /⏰13週)
89 Megan Thee Stallion – Girls in the Hood (🗻28位 /⏰17週)
90 Lil Durk feat. Lil Baby & Polo G – 3 Headed Goat (🗻43位 /⏰16週)
91 Tim McGraw – I Called Mama (🗻53位 /⏰12週)
92 Machine Gun Kelly – Bloody Valentine (🗻50位 /⏰14週)
95 Nio Garcia, Anuel AA, Myke Towers, Brray & Juanka – La Jeepeta (🗻93位 /⏰10週)
96 Ozuna, Karol G & Myke Towers - Caramelo (🗻76位 /⏰10週)
99 Gunna feat. Young Thug – DOLLAZ ON MY HEAD (🗻38位 /⏰19週)
11/14
18 Post Malone - Circles (🗻1位 /⏰61週)
33 Fleetwood Mac - Dreams (🗻1位 /⏰23週)
38 Dua Lipa – Don’t Start Now (🗻2位 /⏰52週)
82 Lil Baby – The Bigger Picture (🗻3位 /⏰20週)
88 Sada Baby feat. Nicki Minaj – Whole Lotta Choppas (🗻35位 /⏰3週)
91 DJ Khaled feat. Drake - GREECE (🗻8位 /⏰15週)
94 J Balvin, Dua Lipa, Bad Bunny & Tainy – Un Dia (🗻63位 /⏰14週)
95 Chloe X Halle – Do It (🗻63位 /⏰11週)
96 Taylor Swift - cardigan (🗻1位 /⏰14週)
11/21
48 Michael Jackson - Thriller (🗻4位 /⏰20週)
50 Dua Lipa – Break My Heart (🗻13位 /⏰32週)
11/28
35 Mike WiLL Made-It, Nicki Minaj & YoungBoy Never Broke Again – What That Speed Bout? (🗻35位 /⏰1週)
42 Rod Wave feat. ATR Son Son – Rags2Riches (🗻12位 /⏰20週)
46 SAINt JHN - Roses (🗻4位 /⏰34週)
51 Luke Combs – Lovin’ On You (🗻23位 /⏰20週)
80 Ariana Grande feat. Doja Cat - motive (🗻32位 /⏰2週)
95 Ariana Grande feat. The Weeknd – off the table (🗻35位 /⏰2週)
アルバムチャートのキリ番
11/7
1周年:Doja Cat – Hot Pink (79位)
1周年:Rod Wave – Ghetto Gospel (86位)
350週目:Eagles – Their Greatest Hits 1971-1975 (169位)
400週目:Drake – Take Care (75位)
500週目:Eminem – Curtain Call: The Hits (60位)
650週目:Bob Marley And The Wailers – Legend: the Best Of... (70位)
11/14
1周年:Luke Combs – What You See Is What You Get (4位)
150週目:Billie Eilish – dont smile at me (79位)
11/21
1周年:Soundtrack – Frozen II (73位)
11/28
1周年:Trippie Redd – A Love Letter To You 4 (171位)
100週目:Bad Bunny – X 100PRE (148位)
・上位デビュー曲
◇は再登場
・大幅ジャンプアップ
・各指標の1位
・Rolling Stone Chartsのトップ10
・各週の動向メモ
参照リンク
・Hot 100:The Hot 100 Chart | Billboard
・Billboard 200:Billboard 200 Chart | Billboard
・ChartBeatの記事:Chart Beat | Billboard
・Kworb(ラジオ等):https://kworb.net/
・TokBoard:https://tokboard.com/
・Spotify Charts:Spotify Charts
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*1:月によって見どころは多いことも、少ないこともあるので、ポイントの数は流動的にします
*2:2016年段階では、まだセールス以外の割合があまり大きくなかったため、ビルボードの記事には総合売上と純セールスの数字しか掲載されていませんでした。しかし、この時にAriana Grandeから1位の座を守ったDrakeがストリーミングの成績を中心にアルバムチャートを複数週にわたり制圧したため、ストリーミングがアルバムチャートを動かすとの認識が広まり、この少し後くらいからビルボードの記事内でもストリーミングの数字が記載されるようになりました
*3:アーティストへの期待度は高いものの、新曲がシングルとして聞くのに向いていないと、その週のうちに急激に数字を落とすケースもあります。J. Coleなどに見られます
*4:うまく魚拓取れなかったので、次の週になるとリンク先の順位が変わってしまいます