チャート・マニア・ラボ

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Hot 100 2/24 見どころ 【"6 God" Drake、新人を6位へ導く / "Black Panther" から新人が多く登場】

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 Drake・Kendrick Lamarというトップスターに導かれ、多くの新人が今週Hot 100に新登場しました。特に”6 God"を自称するDrakeが客演に入ったBlocBoy JBの”Look Alive”はなんと6位で登場しています。

 ほかDrakeの「切り捨て」、ストリーミング時代のシングル選択、テイラーの絶望、オルタナティブ系ラジオについてなど。

 

96 Lauv – I Like Me Better [New]

 Lauvの”I Like Me Better”が96位で登場。自身初のHot 100に。

 Spotifyでは昨年の夏頃にピークを迎えていたこの曲ですが、ポップ系ラジオでかかるタイミングが遅かったため、今週ようやくHot 100入りを成し遂げました。今週ポップ系ラジオ21位です。(Spotify発のヒットはラジオでかかるまで時間がかかる傾向にあります。そのズレによってHot 100の順位がそこまで高くならない傾向があります。)

 Hot 100に入っていない曲を25曲扱う、101位~125位相当のチャート、Bubbling Underに25週も先週まで留まっていた、「苦労人」的な一曲です。

 Lauvはイギリス出身ながらも、この曲のチャート成績が良かったのはドイツやフィリピン辺りでした。フィリピンでは次シングル”Paris in the Rain”もチャートに入っています。

 

※フィリピンはSpotifyでの再生数の規模がアジア最大級 (オーストラリアやフランス並 それなりに規模が大きい 1軍=アメリカ 2軍=ブラジル・ドイツ・イギリス・メキシコ、それに次ぐ規模)

 

※彼は昨年のトップ40ヒット”No Promises”に関わるなど、ソングライターとしても活動しています。

 

90 Justin Timberlake – Filthy [↓]

 Justin Timberlakeの”Filthy”が急落。34位 → 90位と大きく順位を落としています。今週ラストでしょうか。シングルが”Say Something”に代わり、その役目を終えラジオで「見切られ」急落中なことが原因でしょう。ほか、先週ダウンロードが増えたことに対する反動が今週に来たという要素もあります。

 そのシングル、”Say Something”はダウンロードを落として今週Hot 100で17 位 → 31位と推移。ラジオで今後どこまで巻き返せるでしょうか。ストリーミング時代ではリスナーが自由に選曲するので、それに合わせた素早いシングル選定が重要になっています。

 

76 Liam Payne & Rita Ora – For You [Re]

 Liam Payne・Rita Oraの”For You”がピークを更新しつつ、76位で再登場。”Fifty Shades Freed”のサントラのリリースと、そのタイミングでのiTunes割引の効果です。

リリース当初はそこそこ勢いがあったのですが、ポップ系ラジオで数字が伸びず、”Love Me Like You Do”や”I Don’t Wanna Live Forever”のようにはならず。

 二人の母国イギリスではしっかりトップ10入りし、Rita Oraはイギリス女性シンガーとしては最多の12曲目のトップ10を獲得しています。(参考)


 2014年までのダウンロード中心時代と、それ以降のストリーミング中心時代でチャートの色がガラッと変わったUk チャートですが、Rita Oraは両方でヒットを出しているのが強いと思います。ふわふわしたRita OraのボーカルがSpotifyと相性が良いのかもしれません。

 今週アルバム5位だったサントラ・”Fifty Shades Freed” からは Hailee SteinfeldとBloodPopの”Capital Letters” (112位相当)とJulia Michaelsの”Heaven” (108位相当)が人気。特に”Capital Letters”の方はSpotifyで数字を伸ばしていて、そのうちHot 100に入るかもしれません。

 

72 Marshmello & Anne-Marie – Friends [New]

 メインストリームで存在感の増すMarshmelloの新曲、”FRIENDS”が72位で登場しました。ダウンロードは35位を記録しています。

 Anne-Marieは”Rockabye”についで2曲目のHot 100をしています。2016年”Alarm”も103位と接近していました。この”Alarm”はMarshmelloのリミックスもあります。

 この曲、Spotifyではかなり好調で現在グローバル 10位にまで到達。Spotifyを中心に世界的ヒットとなった“Silence”と似たような展開が今後期待できそうです。

 “Silence”ではラジオのポイントが足りず、アメリカでのチャート(Hot 100)では順位が伸びませんでしたが、”Friends”は今週既にポップ系ラジオの38位に登場していてるので、Hot 100の順位も期待できるかもしれません。

 

65 Taylor Swift feat. Ed Sheeran & Future – End Game [↓]

 13週目の”End Game”の順位が45位 → 65位と急落下。主なポイント源のポップ系ラジオが急落下(14 → 25位)していることもあって、「ゲームエンド」状態に。この調子で落ちていくと、ヒット曲の最低限のチャート滞在=20週が危ういです。

 ビデオリリースなどの戦略も実らず、トップ10に入らず、”Reputation”からのシングルは尻すぼみ・トップ10を逃すなど不発が多いです

 次のシングルは”Gorgeous”と考えられているようですが、どうでしょうか。

 ”Reputation”の曲はストリーミングで尻すぼみで、「定着」した曲は無いので、どの曲をシングルにすべきか判断しづらいと思います。

 現代にストリーミングで苦戦するのは、単純にチャートポイントがマイナスになるだけでなく、シングル選定が難しい「二重苦」なのかもしれません。

 

62 Rich the Kid – Plug Walk [New]

 Rich the Kidの”Plug Walk”が62位で登場。サウンドクラウド4位 Apple Music 21位などストリーミングで人気があります。Spotifyも100位前後とそこそこの順位にいます。

 ヒップホップメディアのWorldstar Hip Hopは彼を来年のXXL Freshmanの一人と予想する写真をアップロードしています。ただキャリアから「新人ではない」という考え方もあるようです。

 SmokePurp、Lil Pump。Joyner Lucas、Famous Dex、Tekashi 6ix 9ine、Lil Skies、Cardi B、Rich The Kid、Jay Critch、Trippie Reddを候補に挙げています。(この投稿のコメントも見ると面白いです)

 

49 ScHoolboy Q, 2 Chainz & Saudi – X [New]

 今週アルバム1位に輝いたKendrick Lamarがプロデュースした”Black Panther”のサントラ。その収録曲のうち、計8曲がHot 100に登場しました。うち5曲が今週に新登場。49位に”X”、63位にKhalidとSwae Leeの”The Ways”、67位にSOB X RBEの”Paramedic!”、71位にKendrick Lamar・Travis Scottの”Big Shot”、91位にKendrick Lamarの”Black Panther”が新たにHot 100に入っています。

 また、Ab-Soul・Anderson. Paak・James Blakeによる”Bloody Waters”が116位(相当)、Jorja Smithの”I Am”が105位(相当)、Vince Staples・Yugen Blakrokの”Opps”が102位(相当)に登場しています。

 これらの面々にはHot 100に今まで縁のなかったようなフレッシュなアーティストもいて、各メディアはこれらのア新ーティストを紹介する記事をいくつかリリースしています。

・Vultureはこの”Black Panther”に登場する南アフリカ出身の4人を紹介。

 

・PitchforkはSOB X RBEの新曲をBest New Trackに認定しています。

 

※KhalidとSwae Leeの”The Ways”はトロントのジャズ系グループ・BadBadNotGoodがプロデュース。彼は”DAMN.”の”Lust”でもプロデューサーを務めていて、今後ヒップホップ作品で名前を見かける機会が増えるかもしれません。

 

※2週目以降、ストリーミングの数字の減少が緩やかなので、来週も比較的多くの曲がHot 100に残るかもしれないです。

 

38 Jay Rock, Future, Kendrick Lamar & James Blake – King’s Dead [↑]

 ”Black Panther”からは既存曲も浮上しています。 “King’s Dead”が69位 → 38位と大きく上昇し、トップ40入り。この曲はストリーミングだけでなく、Hip-Hop / R&B系ラジオで43位と多少ラジオのポイントもあります。

 James Blakeにとっては2曲目のHot 100です。前回のBeyoncéとの”Forward”はアルバム内で一番順位の低い63位でトップ40入りを逃していましたが、今回は自身初のトップ40入りを成し遂げました。

 

9 Kendrick Lamar & SZA – All The Stars [↑]

 ”All The Stars”がアルバムリリースのタイミングで急上昇。9位とトップ10入りしています。Kendrick Lamarは7曲目、SZAは”What Lovers Do”についで2曲目のトップ10です。

 今週ストリーミングが最も伸びた曲で、アルバム効果でSpotifyなどの各ストリーミングが伸びただけでなく、YouTubeのビデオリリースが今週はじめてフルで反映されたということも大きそうです。

 アメリカ以外でもアルバムリリースとともに浮上していて、イギリスとオーストラリアの直近チャートでもトップ10入りしました。

 SZAはR&B系ラジオで伸びている、シングル”Broken Clocks”がHot 100に接近中です。

 

6 BlocBoy JB feat. Drake – Look Alive [New]

 BlocBoy JBとDrakeの”Look Alive”がストリーミングで大きく注目を集めていきなり6位デビューしました。BlocBoy JBは初のHot 100に。

 初のHot 100でいきなりトップ10に登場するのは、2014年のSomoの”We Might Be Dead Tomorrow”以来で珍しい現象です。*1

 6位で登場したこの曲ですが、「6」はDrakeのラッキーナンバーのようです。Drakeの地元トロントの市外局番が416と647のため、彼はトロントに”The 6”とニックネームをつけており、この曲の冒頭でも “6 God BlocBoy 6 God BlocBoy”と述べています。

 基本的にストリーミングで好調(今週2位)な曲ですが、ダウンロードも今週6位とかなりの数字を叩き出しています。

 強力なアーティストにも紐付けられると、新人でもチャート上位に入れるケースが今週は多く見られました。DrakeやKendrick Lamarのカリスマ性の賜物でしょうか。

 

3 Bruno Mars & Cardi B – Finesse [→]

 Bruno Mars・Cardi Bの”Finesse”が今週も3位。ラジオではガンガン数字を伸ばしているものの、なかなか首位争いには食い込めていません。

 現状では2位/1位の壁が高いですが、ラジオの数字を伸ばしているうちは、1位取りのチャンスはあると思います。ただし、”God’s Plan”もビデオをリリース(来週のチャートに反映)し、さらに勢いづいているので”God’s Plan”が逃げ切る可能性もあります。

 その”Finesse”が1位を獲得するためには、”God’s Plan”の勢いが落ちてきたタイミングで値引きを敢行するのが最も効果的な手段かと思います。(”God’s Plan”はそこまでポップ系ラジオで人気ではない=つまり”Finesse”ほどのラジオポイントは望めないので、ストリーミングの差をダウンロードでひっくり返せば逆転は可能)

 

前言っていた「”Finesse”年間1位予想はどうなの?」

 現状では”God’s Plan”はラジオの系統が狭く、ストリーミングの数字が減ってきたタイミングで順位を急落させる可能性もあります。一方ラジオで強く広い系統でかかる”Finesse”はポイントの基盤が強固で、急落はしづらいと考えられます。それ故に、チャートマニアの勘を頼ると、”Finesse"の方が最終的に有利な気もします。

 ただし、週で1位を取れない曲が年間1位になるのは考えづらいので、”Finesse”のピーク後を気にするよりも、まずは週の1位を取る必要があります。

 旧来のロジックを用いるならば、”Finesse”が週の1位を取れば、ラジオで強い”Finesse”が年間1位を取るという私の予想は変わらないですが、ストリーミングの強い時代においてはそのロジックが崩れて”God’s Plan”がストリーミング数で押し切って年間1位を獲得する可能性もあるとは思います。

 まとめると年間1位レースのポイントは”Finesse”が週の1位を取るか、と”God’s Plan”がポップ系ラジオでどこまで頑張れるか、の2つです。まだどの曲が年間1位確定!というのは無い気がします。

 

× Drake – Diplomatic Immunity [↓]

 “God’s Plan”が4週目の1位を今週獲得する一方で、同時にリリースされた”Diplomatic Immunity”は今週圏外へ。7位 → 55位 → 83位 → 圏外と急速にチャートを落ちていきました。ここまで早くチャートを落ちるのは驚きでしたトップ10から48も順位を落とすのは歴代で5番目に大きい落ち幅のようです。(9位から一気に圏外に落ちた”We Might Be Dead Tomorrowも含めると6番目に大きい落ち幅*2

 Apple Musicで40位前後、Spotifyで100位前後とストリーミングではそこまで調子は悪くないですが、ダウンロード・ラジオのポイントの少なさから圏外へ落ちてしまいました。

 歴代で3回「同一アーティストの複数曲がいきなりトップ10に登場」という事例がありました。その過去の事例の「じゃない方」に当たるEd Sheeranの”Castle on the Hill”・Drakeの”Portland”はいずれも20週以上はチャートに残ったため、今回の異常に早い「切り捨て」は驚きでした。

 トップ10に入るレベルのシングルもラジオではかけず、「切り捨てて」しまうのはDrakeだからこそできる業でしょうか。リリースの数を増やして、ストリーミングで成功したシングルをラジオでかける、というのは新時代の戦略なのでしょうか。

 

× Becky G feat. Bad Bunny – Mayores [↓]

 Becky GとBad Bunnyの”Mayores”が今週チャートから外れました。ピーク74位、チャート滞在16週と粘りを見せてチャートを後にしました。

 ほかラテン系の曲と同じくYouTubeで強く、昨年のミュージックビデオの中で9番目に多い約10億3000万再生を記録しています。

 YouTubeで強いラテン系のアーティストは、ビデオの再生数のポイントが活きてHot 100にエントリーするケースが最近は多いですが、ラテン系のラジオは規模が小さいため、YouTubeとラテン系ラジオの人気だけではポイントが足りず、チャートの中位以下に留まるケースが多いです。

 例えば”Despacito”は、Justin Bieberのリミックス以前から2017年リリースのビデオのうちYouTubeで最も多い再生数を獲得していましたが、リミックス以前のHot 100での順位は48位が最高でした。

 ラテン系だけの勢力ではやや規模が足りないので、トップ40に入るには他の層への飛び火が必要といえます。(逆に有名アーティストのリミックス無しでトップ40入りすれば、ラテン系の層にも浸透しているということと思われます。Mi GenteはBeyoncéリミックス以前から20位前後まで順位を伸ばしていたので、浸透度は高かったと言えます。実際、リミックス以前からポップス系ラジオでかかっていました。)

 

 

 

チャートで今週伸びを見せた曲たち

今週最もラジオで伸びた曲          Drake – God’s Plan

今週最もダウンロードが上昇した曲 Bebe Rexha & Florida Georgia Line – Meant To Be

今週最もストリーミングが伸びた曲 Kendricck Lamar & SZA – All The Stars

最も高い順位で新登場した曲          BlocBoy JB feat. Drake – Look Alive

 

 

今週チャートから外れた曲 (11曲)

【左の数字は先週の順位、右(ピーク順位🗻/チャート滞在週数⏰)】

100 Justin Timberlake - Supplies (🗻71位 /⏰2週)

98 Easton Corbin – A Girl Like You (🗻98位 /⏰1週)

97 The Chainsmokers – Sick Boy (🗻65位 /⏰3週)

96 Maluma & Nego do Borel – Corazon (🗻87位 /⏰6週)

91 Becky G feat. Bad Bunny – Mayores (🗻74位 /⏰16週)

89 Migos feat. 21 Savage – BBO (🗻48位 /⏰2週)

83 Drake – Diplomatic Immunity (🗻7位 /⏰3週)

73 Justin Timberlake – Man of the Woods (🗻73位 /⏰1週)

71 Chris Young – Losing Sleep (🗻60位 /20週)

66 Brett Young – Like I Loved You (🗻46位 /20週)

56 Carrie Underwood feat. Ludacris – The Champion (🗻47位 /⏰2週)

 

 

・来週以降Hot 100に入るかもしれない?曲を特集

 

✫今週はロック系ラジオの一種、Alternative系ラジオが面白かったので、そこにスポットを当てます

 

・Alice Merton – No Roots (Alternative ラジオ1位)

ドイツの女性シンガーAlice MertonのNo Rootsが今週オルタナティブ系ラジオの1位に浮上。ほかポップ系ラジオでもかかっています(今週39位)。そのラジオでの好調によって、現在104位とHot 100に急接近中です。

オルタナティブ系ラジオで人気の外国人シンガーという点で、Rag’n’Bone Manと共通点があります。

 

・AJR feat. Rivers Cuomo – Sober Up (Alternative ラジオ3位)

 昨年”Weak”で2回目のHot 100入りを成し遂げたAJR。その”Weak”は主にポップ系ラジオで人気でしたが、今回の”Sober Up”はサウンドが変化し、オルタナティブ系ラジオで人気となっています。客演がWeezerのRivers Cuomoという点が大きいのかもしれません。ロック系の曲はストリーミングを苦手とする傾向がありますが、この曲はSpotifyのランキングに入るなど、それなりにストリーミングを獲得しているようです。”Weak”もストリーミングで人気に火が付いた曲でした。

 

Portugal. The Man – Live in the Moment (Alternative 系ラジオ4位)

 昨年ブレイクを果たしたPortugal. The Manの新シングルが好調。まだ他の系統には流れていないようですが、オルタナティブ系統ではしっかりと人気を得ています。彼らは”Feel It Still”でオルタナティブ系ラジオの最長1位 (20位) 記録を更新しています。

 

・Foster the People – Sit Next To Me (Alternative 系ラジオ5位)

 2011年に”Pumped Up Kicks”で大ブレイクを遂げたFoster the People。彼らの最新アルバムからのシングルがオルタナティブ系ラジオで数字を伸ばしています。この曲は最近ポップ系ラジオでもかかり始めたようで、このままラジオの数字を伸ばせれば6年ぶりのHot 100も見えてくるかもしれません!密かに期待の案件です。

 

・St.Vincent – Los Ageless (Alternative 系ラジオ 32位)

 規模がそこまで大きくないオルタナティブ系ラジオの32位なので、Hot 100からはかなり遠いですが、St.VincentがAlternative系ラジオのチャートに入るのはこの曲が初のようです。昨年のアルバム10位に続き、一部チャートに顔を出すようになってきました。

 

 

その他のブレイク候補

・Khalid & Normani – Love Lies

リリース時からどんどん注目度が上がっているようです。来週のHot 100では比較的上位に登場するかもしれません。現Fifth Harmonyメンバーのソロ名義曲としては最高位の順位を記録するでしょう。(Lauren JaureguiがHalseyとの”Strangers”で記録した100位が現状の最高位)

 

・DJ Kass – Scooby-Doo Pa! Pa!

 新ミーム候補。Big Shaqの”Man’s Not Hot”と同じフレーズが入っています。今週Bubbling Underで10位=110位

 

・Bad Bunny – Amorfoda

 ラテンアーバン界のキーマン・Bad Bunnyの”Amorofoda”がストリーミングで好調。

 

 

 

✫半年前のHot 100

Drakeの431週連続Hot 100エントリーが途切れた週です。

 

✫1年前のHot 100

XXXTENTACIONがはじめてHot 100に入った週です。

 

*1:解釈次第で昨年の元One DirectionのHarry Stylesも「初のHot 100」になります。ビルボードはこっちの解釈をしています

*2:Princeも4位と8位から圏外になった事例がありますが、51位~100位相当のポイントを稼いでいる可能性が高く、実際いくつの順位を落としているかはわからないため、除外。