チャート・マニア・ラボ

音楽チャート・ポップス研究者(自称) ポップス音楽と食べることが好きなオタク

Billboard Hot 100 5/21

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ダウンロードの好調などで、一時期は23位まで順位を上げていたTroye SivanのYouthですが、今週83位…まだ14週目なので巻き返すチャンスはあることにはあるのですが…

 

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ZeddがKeshaを助ける目的でリリースされたシングルTrue Colorsが74位で登場。新曲ではなく、Zeddの前アルバムに登場した既存の曲をKeshaがカバーし直したもの

 

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先週、今週と大荒れのHot 100ですがDrakeの50位以上の新登場よりもPrince関連とBeyoncéで順位を落とした曲の方が多かったため、50位近辺の曲は順位が上昇。このStitchesも50週目ながらも36位と再び安全圏に

 

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Hot 100に同時に20曲エントリーし、歴代最多の同時エントリーを記録したDrake。新登場の中で一番高い順位なのがこのHype。33位。高い順位の曲も多く、今回は10曲も上半分(50位以上)に入りました!

 

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SNS発祥のRunning Man Challengeというムーブメントがキッカケで盛り上がったGhost Town DJ'sのMy Booが20年の時を経てチャートに再登場。29位。ちなみに当時のピークを更新しています。

 

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カントリーミュージックとポップの融合を目指すFlorida Georgia Lineの新シングルH.O.L.Y.が20位で登場。前のアルバムのシングルは奮いませんでしたが、ファーストアルバムの時のようにまたヒットを多く飛ばせるか

 

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同時リリースされたリアーナのシングルで、現在76位と上がり切らないKiss It Betterに対して、絶好調なのがこのNeeded Me。13位まで浮上。Workがトップ10から消える前に、トップ10に入れそうな予感です。

 

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Beyoncéの先週登場したシングルの中で、唯一順位を落とさなかったのがこのSorry。現在、アルバムからのシングルでも1番高い順位。シングル化があるとしたら、有力な候補の一つか

 

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Calvin HarrisとRihannaの名コンビによるThis Is What You Came Forがいきなり9位デビュー。いわゆるEDMのDJの曲がいきなりトップ10デビューするのはこれが初。彼に対する期待の高さが見えます

 

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The ChainsmokersのDon’t Let Me Downが7位浮上。彼らにとって今年2曲目のトップ10で、アメリカ人男性としては現在今年唯一のトップ10複数保持者。客演Dayaにとっては初のトップ10

 

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Fifth HarmonyのWork From Homeが5位浮上。イギリスでも好調なこの曲、アメリカイギリス両方でトップ5に入るガールズグループはあのThe Pussycat Dolls以来です。(2006年のButtons)

 

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アルバムでは1位を多く獲っていたDrakeでしたが、「自身」の曲で初の1位を獲得。One Danceがラジオなどを大きく伸ばして1位に。現在イギリスなど数か国でも1位を獲得していますが、Drakeが遂に世界規模になった感が。

 

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Justin Bieberの最新シングル、ピークが53位でチャートから姿を消す結果に…今までのシングルが絶好調だっただけに、これはかなり意外でした

 

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先週、Beyoncéのアルバムから全曲がHot 100に登場しましたが、その中でも唯一Forwardだけが今週チャートから姿を消しました。初のHot 100だったJames Blakeにとってはわずか1週間で姿を消すという結果に

 

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追悼の意を込めて多くのダウンロードがPrince関連曲に集まりましたが、ダウンロードのポイントが大幅に減った今週は、Prince関連の曲が全て消えるということに。Purple Rainは4位からチャート圏外に行くという驚きの結果に