チャート・マニア・ラボ

音楽チャート・ポップス研究者(自称) ポップス音楽と食べることが好きなオタク

今後の更新方針について

 

 今後は、チャートに関する定期的な投稿を休止します。2014年半ばから、ツイートまたはブログにて、ずっと毎週Hot 100に関する情報を発信してきましたが、これに一度ピリオドを打つことにしました。また、月末に定期的な投稿をすることもありましたが、これに関しても休止致します。

 一方、それ以外の不定期なブログ記事に関しては、細々と続けられたら良いなと考えています。

 

 このような決断に至った理由は多岐に渡りますが、主に挙げられるのは ①毎週更新が難しい ②情報不足 の2点です。

 

 まずは「①毎週更新が難しい」について。次第に更新内容を変え、工夫もしながら細々と活動を続けてきましたが、やはり毎週更新なりの難しさはありました。

 毎週同じタイミングで固定していると、どうしても自分の都合が悪い、またはコンディションに優れないような時とバッティングしてしまうことがあり、そういう時は更新が難しく感じました。基本的にデータが発表されてから文章を作るため、事前準備が難しく、スタート → アップロードまでの期間の短さが時にシビアでした。

 

 次に「②情報不足」です。近年Hot 100の予想を正確に行うアカウントが存在しますが、現状私はその数字を解明することが出来ません。例えば、「この曲のポイントの約60%はストリーミングから来ています」と書いてあっても、どのサービスで人気か等、数字の根拠が全然掴むことができないケースが多いのです。本当にストリーミングでこんなに数字を得ているのか?とボヤけた認識しか得られないです。

 これはチャートにまつわる、私の入手できるデータが少ないからです。これは本当にデータが閲覧できない可能性がありますし、または工夫次第で参考になる情報が実は入手可能で、私の情報収集力が不足している可能性もあります。

 予想アカウントはどこからそんな情報を正確に集めているか分かりませんが、後追いでもその数字を裏付けすることがいまいち出来ないのは、発信をする上でリソース不足を感じます。そしてこの情報不足により、詳細な記述や独自の見解を打ち出せなくなってしまいました。

 長期的な分析では別角度からものを見ることは可能かもしれませんが、データが重要な短期的な見解では情報不足を強く感じます。このことで、自分の投稿内容に納得出来ないことが増えました。自分で発信内容に納得しているか否かは、投稿を続ける上での熱量を大きく左右する要素だったと思います。

 

 この2点から、定期的に投稿する意義を失ったと考え、毎週の投稿を停止する考えに至りました。

 

 このブログの始まりは、自分の気になったテーマを調べることでした。そして調べてみると、案外気になっているテーマ(チャート)の情報が少ないことに気が付きました。そこで、気になったものを、自分の理解や納得のために調べてまとめる。それが自分にとって次のテーマを考える材料となり、また新たな気になるテーマが生まれる。このサイクルが生まれました。

 この作業を私は「世界の片っ端の日の当たらない場所で、穴を掘り続ける作業」と捉えており、この世界の端で少しずつ世界を開拓している(かもしれない)感覚は、ブログやツイートを作る上での大きな喜びでした。

 しかしながら、先に述べた情報不足等の問題により、自分の納得するような見解をまとめ上げられず、この感覚や喜びが近年は得られていませんでした。

 

 ブログを始めた初期は、かなりの熱量をもって活動していました。そんなエネルギーを注いだ活動を、たくさんの方に読んで頂けたことは、本当に活力になりました。

 私はプライベート(?)ではどの側面においても、全くもって鳴かず飛ばずなのですが、そんな私でも少しは活躍できる場所があると分かって、とても嬉しかったです。

 どの時代も記事やツイートを読んでいただけることはありがたいですが、初期に読んでいただき、ブログ活動を軌道に乗せてくださった方には特に感謝しています。

 

 その熱量が時に変な方向に向かい、暴走気味な時もありました。その代表例が「ブログを書くのが苦しい」みたいな記事を出したことです。

 自分の意思でやっているのに、苦しいことをなぜ続けるのか、そして何故それをわざわざ外に発信するのか、今思うと不思議です。しかし歪んだ形とはいえ、これは熱心さの表れだった気がして、個人的には悪い思い出ではないです。傍から見たら意味不明だったかもしれませんが。

 

 色々ありましたが、そんな私の不思議な姿も含めて、暖かく見守ってくださったことも感謝したいです。

 

 雰囲気的に最後みたいになってしまいましたが、まだ自分のチャートへの興味が無くなったわけではないですし、音楽を聞くことへの情熱も消えていません。これが最後の記事にならないように努めます。

 存在感が薄くなるかと思いますが、お目にかかった際には、是非ともよろしくお願いします。