チャート・マニア・ラボ (CML)

音楽チャート・ポップス等の動向・文化について頑張って研究しています!議論のネタになるような変わった視点からの記事を目指しています。

チャート好きが選ぶ 2017 Best Songs So Far (前期)

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多数のメディアが”So Far” と題して、今年前期のベストアルバム / シングルを発表していたので、それに私も続こうと思います。

 

今年は新鋭ラッパーが続々と台頭し、チャート上位を支配。さらにはスペイン語シングルが1位を獲得するなど、新たなタイプのスターが多く登場していることが、チャートからも分かります。その一方で、女性がトップ10に不在の週があり、6月まで女性ソロミュージシャンがアルバム1位を獲得しないなど、勢力図がこれから変わるのかも?という議論も浮上するなど(タイミングの問題もありますが)、ニュースに富んだ2017前半戦だったと思います。

 

そんな2017年に輝きを見せたシングル40曲 +α を紹介したいと思います。ちなみに2017年前期のベストシングルと称していますが、なるべく2016年12月以降リリースの曲を選考対象にしています。2016年12月は年の変わり目で去年のリストからは漏れるかなと考えたので………

 

プレイリストはこちら。SpotifyYouTubeのプレイリストもComing Soonです。

https://open.spotify.com/user/azumarill_a/playlist/5iU0xJbz1dWiR3nhyah6Dt

 

40 Haim – Want You Back

前のアルバム2013年のDays Are Goneから4年、来週リリースのアルバムが楽しみです。

 

39 Danny L Harle (feat. Phoebe Ryan) – Heavy Eyelids

Phoebe Ryanがソングライトした / 歌った曲は一瞬で分かるぐらい個性的なボーカリスト。PC Musicの刺激的なタッグ。

 

38 Poppy – Computer Boy

かわいい系の奇抜さを保ちながらも、ラジオバンガーにもなりそうなポテンシャルを感じる曲。

 

37 Katy Perry feat. Migos – Bon Appétit

Bon Appétitへのリンクがどこかに見えると無意識に再生してしまう。油断したら再生。

 

36 Lil Yachty – Harley

昨年One Nightに続くLil Yachtyのアンセムになるかもしれません。アルバムもっと聴き込みたいです。

 

35 Noah Cyrus – I’m Stuck

Miley Cyrusの妹、Noah Cyrus。Marshmello, Labrinthなど凝ったメンツと音楽を作っていて、自分の中のアルバムへの期待値が密かに高いです。

 

34 Zara Larsson – Only You

アルバムでは幅広いジャンルに挑戦していましたが、この曲が一番”Zara色”があったと思います。Twitterでデート相手を募集?したり相変わらず面白いです。

 

33 Young Fathers feat. Leith – Only God Knows

ノリノリになるしかないゴスペル系ロック

 

32 Raye – The Line

イギリスで今年大ヒットしたJax JonesのYou Don’t Know Meのシンガー。この曲からイギリスのR&Bを牽引する存在になるようなパワーを感じます。Charli XCXとの関わりにも注目したいです。

 

31 Migos – Out Yo Way

アルバムラストの隠れた好トラックだと思います。

 

30 Thundercat – Bus in These Streets

変態Thundercatのドリーミートラック。同じくドリーミーなJameel’s Space Rideも好みです。

 

29 Charli XCX feat. Cupcakke – Lipgloss

Cupcakkeの超ラップとキラキラ系トラックが融合した、3AMと並ぶミックステープの見どころの一つだと思います。

 

28 Allie X – Lifted

サビのかわいい感が特徴的。ちょっとNoonie Baoっぽい?

 

27 Lorde – Liability

アルバムの流れで聴くと際立つ「アルバムの中の」名シングル

 

26 Khalid feat. Rae Sremmurd & Lil Yachty – Young Dumb & Broke (Remix)

4人の「声の魔術師」による共演。私が好きな2015年のTy Dolla $ign feat. Rae Sremmurd, FutureのBlaséを彷彿とさせる部分もあります。

 

25 Stormzy – Big For Your Boots

ここ1年でセールス/ストリーミングがイギリスで2倍になったグライムシーンの牽引車と言ってもよい1曲です。

 

24 Harry Styles – Sign of the Times

トレンドよりも自分のやりたいスタイルをアルバムまで突き通し、それでヒットさせるカリスマ性が詰まった1曲です。

 

23 Calvin Harris feat. Young Thug, Ariana Grande & Pharrell Williams – Heatstroke

Slideも良かったけれど、この曲でのYoung Thugの無双っぷりが先行シングルのなかで一番の発見でした。

 

22 Sigrid – Don’t Kill My Vibe

3分少しで大きく心を揺さぶる、壮大なコーラスが特徴的な1曲です。もう少しヒットしてほしかったです。(イギリス60位、オーストラリア85位など)

 

21 Vin – It’s On

サウンドクランドに潜む魔法のようなダンストラックです。

 

20 Paramore – Fake Happy

新スタイルのParamoreの顔に加え、昔のParamoreを彷彿とさせるメロディラインをも感じる1曲です。

 

19 Gucci Mane feat. Offset – Met Gala

圧倒的なオフセット劇場。前期はQuavoが特にチャートで躍進しましたが、この無双っぷりからOffsetの躍進にも期待が持てるかもしれません。

 

18 The xx – Dangerous

アルバムの最初の強烈な一撃。†The xx式猫騙し†

 

17 Gorillaz feat. Danny Brown & Kelea – Submission

Danny Brownのこの曲へのフィット具合がたまらないです。

 

16 Kendrick Lamar – ELEMENT.

James Blakeが携わった、クールに突き放す1曲です。

 

15 Kyle feat. Lil Yachty – iSpy

客演仕事人、Lil Yachty。リリックビデオ / ビデオに共通するメルヘンな雰囲気も好きです。

 

14 Kehlani – Undercover

チャート的にはまだHot 100に4曲(うち2曲は映画のサントラ、残りの2曲はいずれも1週でチャートから外れています)ですが、今後チャートを支配できるポテンシャルを感じた、ポップセンスとR&Bを融合させた1曲だと思います。

 

13 Betty Who – Some Kinda Wonderful

オーストラリアのシンガーソングライターの、好ポップアルバムを代表する1曲です。

 

12 Lil Uzi Vert – XO TOUR llif3

“ロックスター”を自称するLil Uzi Vertが生み出した新アンセム

 

11 Carly Rae Jepsen – Cut to the Feeling

第二の春を謳歌するCarlyさんが生み出した、なぜかHot 100とは縁のない最高のポップスです。

 

10 Drake feat. Black Coffee & Jorja Smith – Get It Together

Drakeが連れてくる客演陣に特色のある”プレイリスト”のMore Lifeでしたが、この曲の出会いが私のなかでヒットでした。

 

9 Cashmere Cat – Victoria’s Veil

神 (Kanye) を目指した 猫 (Cashmere Cat)。彼のKanyeへのあこがれが分かる、New Slavesを彷彿とさせる超展開の1曲です。

 

8 Future – Mask Off

民が選びしアンセム。先にビデオがリリースされた曲、またはRihanna、The Weekndというゲストを迎えた曲よりも大きくヒットしました。Futureの凄みを感じます。

 

7 Julia Michaels – Issues

トレンド要素や、複雑なサウンドを取り入れずとも、シンプルな作りでヒットさせてしまう人気ソングライター陣の凄みを感じます。彼女もソングライトで参加した後のSelena GomezのBad Liarにも影響を与えているのではないでしょうか。

 

6 Vince Staples (feat. Kendrick Lamar) - Yeah Right

Sophie のビートにVince Staples、Kendrick Lamarを載せるという「混ぜるな危険」的なものと出会える一曲です。

 

5 Dirty Projectors – Ascent Through Clouds

煮詰められた感情が表現されたアルバムの雰囲気がよく分かる6分超えの大作シングルです。

 

4 Migos - T-Shirt

Bad and Boujeeの後、この曲を聴いてMigosの成功を確信しました。

 

3 Paramore - Hard Times

それまでのParamoreの印象をガラっと1つのシングルで変えてしまった。

 

2 Kendrick Lamar - DNA.

Kendrick Lamarの内面から湧き出るエネルギーの熱量で圧倒される1曲です。

 

1 Lorde - Perfect Places

傑作アルバムを締めくくる、2017年の最高級ポップスだと思います。

 

 

アルバムのベストはこう↓です。

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そして以下の10曲を “Honorable Mention”にします。

* Drake feat. Quavo & Travis Scott – Portland

* Hannah Diamond – Make Believe

* Icona Pop – Girls Girls

* Jans Lekman – How We Met, The Long Version

* Jamiroquai - Automaton

* J Hus – Did You See

* Kid Ink feat. Starrah – No Strings

* K?d – Glitch Boy

* Rich Chiga, Keith Ape & XXXTENTACION – Gospel

* ゆるふわギャング – YRFW Sh*t

 

いかがでしたでしょうか。チャート好きらしく?ポップスを中心に据えたランキングだと自分で思います。2017後期も素晴らしい音楽がリリースされるのを楽しみにするとともに、今まで出たアルバムをより一層聴き込むのも忘れないようにしたいと思います。

別の機会に「後期に楽しみなアルバム」についても書くかも……!